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【映画感想】シャッターアイランド(2009)

マーティンスコセッシ監督の長尺アクションミステリ。

ディカプリオ主演とは知らず観ちゃいましたが、コップ役が似合うガチムチボディで頑張ってましたね。
でも改めて思うのですが、ディカプリオってやはり定番イケメンなので、ガチムチボディでの暑苦しい演技もあんまり暑苦しく感じないなと。良く言うと、暑苦しすぎないからなんとかかんとか130分耐えられた。悪く言うと印象に残りにくい(笑)正直、相棒や院長先生たちの方が印象に残ってるのは、立ち位置もおいしかったからかな。灯台での相棒の登場の仕方、ズルイでしょ。

いわゆるどんでん返しというか、見える世界がひっくり返る系ミステリだけども、ディカプリオはなんか強そうキャラだし(例の暴力性の伏線でもあるから仕方ない)、一緒に頑張って謎といて帰ろうね!みたいな気分にさせないので感情移入も無く、謎が解けた時のジャーンって感じが弱いんだなぁ。令和に作るなら、陰謀説(テディの方が本物)ルートもありかも。

伏線が多く、回収とともにジワジワ面白くなってくるのは今回の構造ならでは。逃げた患者を探す警備隊のやる気のなさとか看護婦さんの名演技とか、良かったですね。
妄想と現実を表す表現もどことなく低予算感(実際は低予算じゃなさそう)があり、わざとなのかなぁ~どうなんだろう。
圧がめっちゃ強くてスタッカート激強いクラシックを多用するオールドタイプのBGMはお気に入り(自分が好きなだけ)。

伏線回収込みでまぁまぁ面白いけどやっぱり130分は長いかな~。


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