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「横顔が気になる」という方はぜひ歯列矯正を!

友達にふとした時に撮ってもらった自分の横顔が、思ったよりもブサイクだった・・・
そんな風に感じたことはありませんか?
私は実際にそのような体験をしました。
歯並び自体は下の前歯が少しガタガタしているくらいで、上の歯に関しては「少し前に出ているかな?」と思う程度。ある時まではそれほど気にしていませんでした。
しかし、旅行に行ったときに友達に横顔の写真を撮てもらった時、そのブサイクさに二度見してしまうほどの衝撃を受けました。
顎がなく魚のような横顔で、前歯も自分が思っていたよりもかなり前に出ている・・・
いつも自分の顔はまっすぐからしか見ることがなかったので、その時に初めて気付いたのです。調べたらアデノイド顔貌というみたいで、現代の言葉では口ゴボなんても言われています。
一つ気になりだしたらいろんなことが気になるお年頃だったので、笑った時に歯茎が出る(ガミースマイル)やちょっとした歯の傾きまで・・・気になりだしたら止まりませんでした。
そして矯正歯科について調べ、それと同時に歯科衛生士にも興味を持つようになりました。

なぜ矯正をしたほうが良いのか

もちろん矯正歯科は義務ではありません。
条件を満たしていない限り基本的には保険適応外なので、値段も高いですし期間もそれなりにかかります。

それでも私が矯正を始めた理由は三つあります。

一つ目は、やはり横顔が気になるためです。
私は現在自分が勤めている歯医者で矯正治療を受けているのですが(お金は患者様と同じ金額払っています)、カウンセリングの際に「自分の横顔が気になるので、矯正治療によって治るのかを知りたい」と伝えました。
私は出っ歯が治れば横顔もきれいになるだろうとのことだったので、そこについては安心して始める事ができました。
自分の気になるところが矯正をすることによって改善するのか、が一番の大きな理由だと思います。

二つ目は、虫歯や歯周病のリスクを抑えるためです。
歯並びがガタガタしていると、引っ込んでいる歯と出っ張っている歯が出てきます。
そういう歯って思っているよりも歯磨きが難しく、磨き残しが出やすいです。
虫歯も歯周病も磨き残しによって口内に菌が増え、状態が悪化しますので、やはりきれいな歯並びを手に入れて歯磨きをしやすくするのは大きなメリットだと思います。

三つ目は、風邪やアレルギーのリスクを減らすためです。
私は出っ歯のため、意識しないと口が閉じていられません。そのため、就寝時など無意識の時は口を開いていることが多いです。
これを見ている方、今口はしっかり閉じていますか?
鼻呼吸は体の中に外の空気と一緒に小さな細菌が入るとき、ろ過のような働きをしてくれます。なのでそこまで体内に余分なものが入らないので、アレルグーや感染症になりにくいです。
ですが口呼吸では、吸い込んだ空気はダイレクトに体の中に入ってきます。
また口呼吸をすると口内が乾燥するので、唾液が十分に循環せず、口臭、虫歯、歯周病のリスクも高まります。

歯列矯正の種類

現代では様々な種類の矯正装置がありますね。
私が行っているのはエッジワイズ法といって、歯の表側にブラケットとワイヤーを通した昔からあるものを使用しています。

矯正の種類としては主に二つあります。

一つ目は私が行っているワイヤー矯正。
元々は表側のみでスタートしましたが、最近は裏側に装置をつける目立たないものも増えましたね。

二つ目はマウスピース矯正。
よく広告などで目にすると思うのですが、インビザラインやキレイラインがこれにあたります。
この装置は取り外しが出来るものになりますので、ワイヤー矯正よりは歯磨きがしやすく、透明なマウスピースなので目立ちにくいです。
ただ、取り外しが出来るということは、自分でしっかり管理しないとなかなか予定通りに歯が動かないということも起こり得ます。
また、比較的新しい装置なので高価なことが多いです。

主にこの二つが主流ですが、顎を大きくさせるための装置や、まだ完全に永久歯に生えそろっていない小児に使用する装置など様々なものがあります。

装置を選ぶときは自分が何を大切にしたいか(目立ちたくない・費用・期間)などをしっかりと矯正の先生に伝えると良いと思います。

私の矯正治療について/矯正中辛かったこと

私は現在矯正を始めて一年半年ほどです。
上下左右四番目の歯を抜歯(計四本)して、そのスペース分を引っ込めて出っ歯を改善するという計画になっております。
それと効率良く矯正を進めるために、インプラント矯正も行っています。
今はもう抜歯したスペースを埋める作業で、着々と前歯が引っ込んできています。

一年半年も続けていればだいぶ慣れてくるのですが、その中でも私が矯正中につらかったことを個お話しします。

一つ目は、調整後の痛みです。
月に一回のペースで歯を動かすための調整をしているのですが、やはり歯を動かすのは独特の痛みがあります・・・
元々痛がりの私は、装置がすべてついて初めて歯が動く痛みを感じたときは、ゼリーなどしか食べられなかったです。今も調整して一、二日は柔らかいものしか食べられないほどには痛みを感じます。

二つ目は、抜歯した歯のスペースです。
私が出っ歯を治すために抜歯した四番目の歯は小臼歯といって、なかなかの大きさがあります。
なので前歯が完全に下がりきるまでは、歯抜けのような状態が続きます・・・
私は先生に相談して、今は仮の歯をあいたスペースに入れてもらっています。
何事も相談が一番!ですね。

三つ目は、矯正装置に食べ物が挟まることです。
特にホウレンソウやネギ、私はパスタやお肉などもよく引っ掛かります。
家でならすぐに歯磨きが出来るので良いですが、外食しているとなかなか歯磨きしにいくこともできず、何か挟まったまま家まで帰るなんてことも度々あります(汗)

まとめ

まだ私は矯正が終了しているわけではないので、ビフォーアフターなどのお話は出来ませんが、今の段階でもだいぶ口が閉じやすくなりました。
矯正を迷っている方は、今は無料でカウンセリングしている歯医者さんも多いので、重く考えずに一度お話しを聞きにいってもいいのかもしれないですね。

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