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星の一つも探しにいこうか

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2018年8月の記事一覧

制作と放送の時間差。

4月あたりから、西郷どんタイムラインで「今からでも脚本家を変えた方がいい」というツイートをよく見かけました。いや、それは普通に無理でしょ、と心の中で突っ込む日々でした。 大河の場合は、撮影から放送までの時間差は3ヶ月、ということがわかってます。 結構長いように思うのですけど、SEの作成、映像の修正、編集、セリフの吹き込みなどなど…詳しくは知りませんけど、撮影後の作業も山のようにあ理、しかもこれが常に連続してるわけですから、3ヶ月あっても全く余裕はない。むしろギリギリなので

大久保さんの弱み

30回の西郷どんで、岩倉具視が知る大久保一蔵の弱点について、すぐに「おゆう」さんのことだと気がついた勢と、一蔵どんの弱みっていつか明かされるんですか?勢がいた。 ここでもうちょっと西郷がおゆうさんのことを匂わせるとかをすれば、もっと多くの人が気がついたのではないかと思う。 でもそれはしない。そうすると、ターゲットである人間観察が得意な層にとってつまらないから。 で、孝明天皇のお手紙で岩倉具視があっさり立ち上がるところなどは、昭和時代劇テンプレのギャグかと思ったら、実際に

ギャンブルがあっても滑らかに

西郷どんは私にはちょいちょい深読みポイントがあって楽しい。 今回も蟄居中の岩倉具視にまで金を配る久光公有能とか、いろいろあるけど、久々に出てきたギャンブル。西郷も大久保もてんでギャンブルに弱かったのが面白かった。あれは薩摩にとっては、明治維新はギャンブルではなかったということを表現しているのかもしれないですね。 桂さんが意外と強かったとか、すっかりご無沙汰だけど江戸には「運の強か姫君」天璋院篤姫がいることとか思い出して、ちょっと示唆的かなーと思いました。 しかし、真田丸

図鑑型・物語型

私は物語型だな… 短い記事なので、この分類の詳細はわからないけど、図鑑を見ていても、私は「名詞」に物語を感じてしまうし、対象それだけの価値、をそのままドンと感じとるのは苦手、ということは言えると思う。 例えば恐竜の名前なんかを見ると、そこに込められた名前の意味、どのような経緯でそれが名付けられたか、習性によるものなのか、外見上の特徴によるものなのか、近い種類の恐竜とはどう同じでどう違うのか・・という関係性をたどって対象を把握しようとしてしまって、なかなか恐竜そのものに焦点