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【6年目の事業計画書】

2023年3月でアンケヴィーノは5周年を迎えたわけですが、ちょうどそのタイミングで私は設立当初目標にしてきた事を全てやり切ってしまい、実は、ポッカーン…と、なってしまっていました。

はて、次は何をしようか。

ワインの販売は主軸ですので、引き続き、生産者情報を追ったり、世界の流行を追ったり、試飲をして今年はあーだ、来年はこーだ、とも言うのですが、継続していくにも目標がないとハリがないので、とても困っていました。

そんな時にふらっと立ち寄ってくれた東京商工会議所の担当さん。
何気ない話からポロリと目標をやり遂げた旨を話すと、「次なるステージなんですね、それに向けてもう一度事業計画書を立ててみませんか?」と、声をかけてくださったのです。(それがその方のお仕事なんでしょうが…笑)

外からのご意見やプロのアドバイスもいただけるので、一人で悶々としているよりもずっといいなぁと思い、「やってみます!」と、即返事。

こうして、6年ぶりに事業計画書を立てることとなったのです。

事業計画書とは面白いもので、自分やお店の細部を振り返り、洗い出し、分析してゆきます。また、一緒に考えてくれる企業診断士さんや税理士の先生からの分析も外の視点からご意見をいただけるので、「へー、そう見えるんだー」と新しい発見もあります。

当時のアイディアノートなどを振り返ると、意外にも基本となる考え方は変わっていなく、ブレてないんだなぁ、というか、人間ってそんなに変わるものじゃないな、なんてしみじみ思いました。
と、いう事は、基本的な考えや思いは変わらずして、この5年間で肉付けした部分を持ってして、何をしたいか?どうなりたいのか?を考えてゆきました。

もっと広げたいのか?
全く新しい事業なのか?
関連性のある事業なのか?
一人で達成できるのか?
お金はどれくらい必要か?
それを通して、どうなりたいのか、何をどうしたいのか?
果たして、私はやりたい事を本当にやりきったのか?

色々、ウロウロした結果、企業理念はこれにすると思います!(今後、アドバイザーさんとも話し合って表現の仕方を変えたりするかもしれないですが、基本的な考え方はコレ!)

「今のアナタ」にワインを寄せます。

「合わせる」よりも「寄せる」がピンときました。

「合わせる」だと、無理矢理感が出てきて、違和感に感じてしまい。。。
もっと、飲んだ時に自分の体液を飲んでいるみたいにしっくりする!ってくらい自然な感じで、スッと周波数に合うようなワインをご提案したいな、を、目指したくなりました。
これこれ、こうゆうのが飲みたかったの!今の自分にぴったり!ってゆうワイン。だって、結局それが一番の「美味しい」なんです。
ラーメン食べたいのに、カレー食べろって言われ、いくら高級で人気のカレーでも受け入れられないですよね。その後か次の日にラーメン食べ直しちゃいますよ。

この「寄せる」という考え方、今までとあまり変わらないじゃんっと思うかもしれませんが、簡単に言うと、もっと優しくなったって感じです!(笑)

やっぱり私はみなさんにワインをベストな状態で飲んで欲しいのです。
特別な時も、そうじゃない時も。

そして、これをベースに目指すは
①法人化!!!(自分の性格上これが必要だとヒシヒシと感じています…色々あって…)

②町のワイン屋には収まらず、遠方からもわざわざ「行ってみたい」と思う
お店にする!

③定期便をさらに普及させる事で新しい味わいとの出会いのキッカケを増やし、気がつくと、ご自身でもワインを選べるようになってしまっている人を増やす!

④ワインセレクションに困っているお店やワインの取り扱いに困っているお店の手助けをする!

とりあえず、ここまで決まってきました。
私は直感でパッと決めてしまうタイプなので、今回は考えるタイミングをずらして考えてみました。何度か繰り返し、他人の目を入れて、私とは別人のアンケヴィーノを作ってゆきます。今まではアンケヴィーノ=武石知桂でしたが、これからはアンケヴィーノはアンケヴィーノ。私からは卒業してゆきます。

まだ、テコ入れもあるし、もしかしたらガラッと変わるかもしれませんが、それもまた楽しんで、揉んでゆきたいと思います。

さて、今までnoteで書き連ねていたみその果樹園さんのお話ですが、こちらから発信してゆくのは一旦やめたいと思います。リリースにあたり、あらゆる方向から発信していくのは、ややこしいので!もちろん、アンケヴィーノでも取り扱いはあると思いますので、その際は是非買ってください!!!

これからは、お店でお配りしている【読み物】を中心に、それに肉付けしたり、検索してもHITしなさそうな内容、私の考えている事を書いてゆきたいと思います。書くのが好きなので!

どうぞ引き続き、アンケヴィーノをよろしくお願いいたします!


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