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みその果樹園 のこと

去年(2020年)の夏の前だったでしょうか、既に日焼けした青年が【アンケヴィーノ!】にやってきました。

その後も定期的に来て下さる青年、ある時、「実は〜、僕、成増でワイン醸造用の葡萄を育ててるんですよ〜。」

私:「???」「そーなんですか!?!?」

成増で葡萄ってつくれるんだ、へ〜!と、思い、社交辞令的に「今度見に行かせてくださいね!」なんて言い、時が経ちます。今年の5月(行動に移すまで約1年…)、なんとなく行く気になった私、遂に訪問します。

成増に "clos | クロ” があった!

成増の住宅街にフェンス(ワイン用語でいうところの"clos" ですね!フランス語で塀や石垣などで囲まれた区画のこと)で囲まれた【みその果樹園】がありました。

それは本当に醸造用葡萄仕立ての畑!こんなところでこの風景が見れるとは!

この土地は生産緑地地区。古くなった梨の木を引っこ抜き、コンサルタントさんのアドヴァイスをきっかけに醸造用葡萄のシャルドネとメルローを育てることにされたとそうです。

植樹したのは2019年3月。葡萄の樹は3年目から収穫が可能になりますので、20年と21年は樹を育てる年です。

と、いうことで、来年から本格的に実を付けていくことになるのですが、畑作業は盛りだくさん!

本や人から聞いた知識だけの頭でっかちな典型的ソムリエの私にとって、葡萄畑での作業は新発見の連続!シーズンを通して触れることで本当にかけがえのない経験と勉強になっていると実感しています。

一番の働き者はてんとう虫くん

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草刈りマシーンのてんとう虫くんは3時間働いて1時間休憩というサイクルで暑い日も寒い日もせっせと草を刈ります。このてんとう虫ロボは近所の子供達から注目の的で、すでに果樹園のアイドル。

もしかしたら、鳥害がないのもてんとう虫くんのお陰かもしれないね、と意外な効果も発揮しているスーパーロボなのです!

さて、次回からはワインのことと、【みその果樹園】のダイアリーを書いて行きます。(続けられるかなぁ〜…)

お楽しみに〜!!!


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