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あべみほの「書くこと」

今の仕事

株式会社クアンド広報
株式会社Regnioバックオフィス/読み物編集メンバー
・ライターのたまご

経歴

1991年 誕生
2010年 門司学園高校卒業
2015年 奈良女子大学卒業(3回生のとき1年間中国南京に留学)
    大阪の継手やフランジを扱う問屋に就職。中国からの仕入れ担当と  
    して中国各地の工場を回り品質指導などの通訳をする。
2017年 地元北九州にUターン
    株式会社瀬登に入社。建設業事務として働きながら、社長の息子さ   
    んが創業したばかりだったクアンドのバックオフィスを手伝う。
2020年 正式にクアンドのバックオフィサーに
2021年 クアンドの広報に転向
     フリーランスのライターとしての仕事を少しずつ始める

1.好きなら好きと言ったもの勝ち!

ベンチャーのバックオフィスの仕事をしていると、採用のための記事や助成金の申請書など文章を書く機会は少なからずあります。それらを書いて周りの反応を見るうちに、書くことが好きだと自覚し始めた私は、「書くこと好きかも」と誰にでも言って回るようになりました。

そうしたときに私に「フォトブックの文章書いてみない?」と言ってくれたのが菊池勇太さんでした。地元門司港をテーマにした短編映画「門司港ららばい」を撮り終え、上映会を企画し始めているとのこと。この菊池さんは地元門司港にUターンしてゲストハウスを運営したり、地元に様々な仕掛けをしている方で、私に「門司港に帰ってきてよかった」と思わせてくれた人の一人です。

2.その人が生きた証をことばにして

映画「門司港ららばい」には門司港で何十年もの間お店を守り続けてきたバーのママや食堂のお母さんが本人出演しています。このママさんたちの人生を取材して文章にするというのが私のライターとして初めての仕事でした。

ママさんたちの人生は根性とチャーミングさにあふれていて、とても魅力的な話を聞くことができました。ただ、それを限られた文字数と時間で「伝わる」文章にするのは至難の業でしたが、編集してくださった村上智一さんの愛ある厳しい助言のおかげで最後までたどり着くことができました。

できあがったフォトブックを読んだママさんたちが「これまでやってきたかいがあったわ」と涙を流して喜んでくれ、その人の生きた証、ストーリーを残すことができるって幸せなことだと感じました。「書くこと」の楽しさと厳しさを身をもって感じ、これから「何を」書きたいのか考えるきっかけになりました。

3.あとから気づいてもいい「好きなこと」「得意なこと」「やりたいこと」

私は夢や目標をもち、それに向かって突き進むというのは苦手で、とりあえず興味のあるものを始めてみてから考えるというようなスタンスで生きてきました。

中学生のころの「夢を語るコンテスト」も「夢って持たないといけないものなの?」と思っていたし、大学もできるだけ最初から学ぶことが限定されていない学校、学部を選びました。就活もあまり自己分析できないまま、とりあえず好きな中国語が活かせる職に就きました。

クアンドでも、自分が何をしたいというよりは、地元で新しいことをやっている人の仲間になりたい!と思ってバックオフィスの仕事を始めました。正直、経理などの数字を合わせる仕事や法務や労務といった守りを固める仕事は向いていないなと感じましたが、採用向けにメンバー紹介の記事を書く作業はとても楽しく、他の仕事よりも集中でき、どんどんやりたくなることに気づきました。

やる前からやりたいことが決まり、そのための努力ができればカッコイイですが、私はまずやってみないと分からないのです。その分、一度何かをやり始めてみると必ず「これやりたい!」というものに出会えます。そして必ずそれをサポートしてくれる人に出会えます。これからも「まずやってみる」スタンスで、自分の世界を広げていきたいと思っています。

4.広報というチャレンジ

クアンドでバックオフィスを担当しながら、個人的に少しずつ「書くこと」を始めたころ、クアンドも自社プロダクトをリリースし、PRに力を入れていく段階に入りました。企業の広報としての経験は全くありませんでしたが、2021年4月より広報担当を任せてもらえることになりました。「書くこと」は広報のほんの一部でしかないし、勉強することだらけの毎日ですが、新しいことができるのはとても幸せです。私が「書くこと」を始めたことを認めてくれ、仕事においても私のやりたい方向性を考慮してくれる経営陣に感謝です。

5.いつかは祖母のストーリーを

まずはクアンドの広報として数字が出せるように、各メディアとの関係性をつくり、スキルを身につけて行きたいと思っています。その傍ら、フリーランスライターとしての経験を積み、いろんな方の人生のストーリーを文章に残すことができたらと考えています。いつか、地元で食堂を営んできた祖母とそれを継いだ母と叔父のストーリーをつむぐことができれば嬉しいです。

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ポートフォリオ

【株式会社クアンド】
Wantedly
クアンドの採用ページとして複数記事を執筆しました

【フリーライターとして】
2020年
「門司港ららばい」オリジナルフォトブック 
・俳優陣インタビューページ「門司港の風に吹かれて、人と触れ合い、感じたそれぞれの門司港」
・本人出演者インタビューページ「私がカウンターに立つ理由」

第1回キタキュースタイルカップ応募作品「海があるということ」
北九州にまつわるエッセイのコンテストに応募してみました

鼻水を治したければ水を飲むな 
ライター講座に参加して練習で書いてみました

域活
税理士法人TAパートナーズ
株式会社瀬登
株式会社クアンド
現在他企業の記事も執筆中です。

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