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医療現場での身体抑制その闇について

5663日


なんですかこの数字は?

15年と188日

いやだから日数に換算するんじゃなくて、、、

13万5912時間

あっ、、はい、、

もうとにかくハンパない時間という事だけはわかりましたよ。


皆さん

13万5912時間抑制されたらどうしますか?


あっ、、、死にますね、、、

容易には想像できませんが、、
もしボクが同じような状況に直面したら、とてもじゃないけど、、、

生きたくない

とある精神科病院の医師が指示した
このとんでもない抑制時間の実態、、

2月に発表された厚生労働省の調査でわかった医療現場の事実です

普通って言葉は嫌いですが、、、

コレは普通に考えておかしなことだなと誰も思わないんですかね?


ここまで極端な例は少ないと思いますが、、
いや、少ないと信じたいですが、、

ただ、、、他人事ではない

だって、、、

急性期や一般の病院でも現在進行形で行われてますよね?

抑制


しょうがないでしょ?

治療する上で必要な時もあるし

絶対安静が必要な患者さんはどうするの?

スタッフが少ないし転倒して骨折したら?

むしろ抑制しない方が危険でしょ?

なんて看護師の方々の声がたくさん聞こえてきそうです、、、

そうです、本当に抑制が必要な瞬間があるのは事実です

医療現場で働いていれば少なからずそういった場面に出くわす事はあります

しかし、、、

知らず知らずのうちに、抑制が自分の中で正当化されてないですか?

本当に抑制は必要か?

抑制を回避する方法はないか?


について考えることを辞めてしまっている、いわゆる『思考停止による抑制』のケースがとても多いのではないかと個人的には思います

例えば、、、

マーゲンゾンデを何回も自己抜去してしまう患者さん

サーフロー針を何回も自己抜去してしまう患者さんなどに対し

ミトンや四肢抑制などを安易に行う、、

そんな光景を今までたくさん見てきました

冒頭でも紹介しましたが、13万5912時間抑制されたら人間であればもの凄いストレスを感じ、そのストレスにより精神状態に支障をきたすのは普遍的な事実です

そもそも患者さんの人権を無視し、倫理に反する行為である事を、まず看護師は第一に考えなくてはいけないと思います

激務の中思考停止に陥りやすいのも看護師の特徴です

それでも、1番患者さんに近い存在の看護師が
考える事をやめてしまい抑制を行うのは

本当に愚かで、恥ずべき行為だと

個人的には思います

抑制されている患者さんの抑制を外せないか?

抑制は原則ダメなものだ!!

と少しでも思ってくれた方は

プチョヘンザ🙋‍♂️🙋‍♂️

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