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韓国に来て変わった”おいしそう”

6月も終わろうとしてる頃、韓国には梅雨がきた。

とにもかくにも毎日ものすごい豪雨で、私は雨音を聞きながらNETFLIXを見るなどニートをフル活用している。


雨の日といえばチジミとサムギョプサル。

韓国では雨が降る日にチジミかサムギョプサルを食べに行くのが定番なのだ。

なんでも、チジミやサムギョプサルを焼く時に出る、ジュー・・・パチパチという音が雨音に似ているから、、らしいのだけど本当か?

雨の日に食べる食べ物があるってなんだか少し風情を感じていいな。



こんな紹介をしておきながらなんだけど、豪雨の中、私はチジミやサムギョプサルではなくプデチゲを食べに行った。

プデチゲは日本語で「部隊チゲ」
チゲは鍋の事だから、部隊鍋とでもいおうか。

なぜ名前が部隊鍋なのか気になる方は以下の引用をどうぞ

朝鮮戦争当時、韓国に基地を構えていた米軍が残したり捨てたりしたハムやソーセージ。その頃韓国の人達はめちゃくちゃ貧しかったので拾って食べるのだけど、初めてハムを食べた韓国人の口にはあまり合わなかった。そこで得意な味のコチュジャンやキムチにハムを投下し煮込んだところ、無事ベリーグッドテイストになる。
米軍部隊が捨てたハムで作った鍋な事から部隊鍋と呼ばれるようになる。


プデチゲを食べた日もかなりの豪雨だったから、びしょびしょになりながらお店へ。

そして出てきたプデチゲ

ハムやソーセージ、スパムが特徴


いや、撮り方

運ばれた時は綺麗に盛り付けてあったんだけど、加熱の際に一生懸命かき混ぜてしまいこんな感じの写真になった。

でも正直私にはこの状態がめちゃめちゃ美味しそうに見える。

日本にいた時は味の想像があまりつかなかった事もあって、こういう写真は正直そこまで美味しそうだと思えなかったはずなのに。。


いつ変わったかも分からないくらい自然と「かき混ぜた状態の料理」が「かき混ぜる前」よりも”美味しそう”に見えるようになった自分にびっくり。

日本から韓国へ環境ががらりと変わって、自分になんの進展もないように感じていたけど、毎日ほんの少しずつ変わっているから気づいてないだけかもな、等と思った。


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