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プライドを手放すということ 『ハイキュー!!』

スポーツ漫画では1番好きな漫画です!高校バレーのお話なんですけど、登場人物がすごく魅力的なんですよね〜

主人公の日向は身長165cm以下というバレーをやるには圧倒的不利な男の子です。身長は低いですが身体能力が抜群!

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そんな彼が中学の総体(引退前の最後の夏の大会)で出会った宿敵 影山に高校でチームメイトとして再会し、物語は本番に入ります。

この影山、天才で努力家な上に身長180cm超えというバレーをやるには羨ましいくらいの才能を持っています。しかし、中学ではその努力やストイックさをチームメイトに求めすぎたことにより、『コート上の王様』と呼ばれチームから孤立してしまいました。

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私はこの影山が烏野高校で尖りきったプライドを手放していく姿が大好きです!
プライドを手放すというと悪いことのように聞こえるかもしれませんが、彼にとってそのプライドが『人を信頼すること』の邪魔になっていたのです。

烏野高校の先輩達は技術面では正直影山より高くないと思います。でも人としてすごく成熟していて、影山がチームで活きるためにするサポートが後輩を成長させていくんです。

特に菅原という影山が正セッター(チームの要となる司令塔のポジション)になるまでセッターをやっていた先輩が素晴らしくて…

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自分がセッターをやっていたのに後輩にポジションを取られたわけですから、サポートなんてしたくないって思っても仕方ないと思うんですけど(笑)
「チームで勝つために」動ける菅原先輩を見て影山も考え方が少しずつ変わるんですね

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この漫画を読んでいると高校時代の部活を思い出してつい涙してしまう人も多いのではないでしょうか(*´ `*)
烏野高校が勝った時、負けたチームの心情を描くシーンがあります。

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私はそのシーンがずっと忘れられずにいて…きっと多くの人がこのシーンを読んで「そう!その気持ち!こう思ってたけど言葉にできなかった!」って共感すると思います(笑)

部活動をしていた時に味わうあの悔しさって若い頃に初めて味わう挫折だったかもしれないって最近思うんです(´・ω・`)
その頃味わった挫折は絶対今の自分を形成するのに必要なものだったなぁとも。

この漫画はただのスポーツ漫画ではありません!そのリアルな高校部活動の描写が私たちに挫折を乗り越えた自信や悔しさをバネにした努力を思い出させてくれるかもしれません。

現在41巻まで出ていますがまだお話は続きそうなのでぜひ一緒にみんなの成長を見守りましょう✩°。⋆⸜(*˙꒳˙* )⸝


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