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記憶の仕方〜映像記憶と文字記憶〜

私は物事を記憶する時、見た映像を、映像のまま記憶する。そして思い出したい時はその映像を脳のアルバムから取り出している。

映像で保管するので、思い出す時は、当時自分が見ていたであろう画に加えて聞いた音も覚えている限りそのまま再現される。衝撃的だったエピソードは、ついでに匂いや触感も生々しく思い出すので、4D映画的になる。

ただ、私はいわゆる「映像記憶」能力の持ち主ではないと思う。
試験前に見た教科書をそっくりそのまま脳内に再現することはできないし、起こった出来事を自由自在に記憶することはできないのだ。

そもそもこのように、ものごとを映像として記憶して、映像として取り出すことは、誰でも日常的に行っている記憶方法だと思っていたのだが、どうやら違うようだ。映像じゃない記憶って何があるんだろうと思っていたら、パートナーに「文字で記憶している」と言われて驚いた。

彼は、経験した物事を、文字に圧縮して記憶して、文字のまま取り出して思い出すと言うのだ。そして、文字情報の丸暗記も得意らしい。

たしかにパートナーは無機質な数字の羅列(電話番号とか)を一回見て大体覚えるし、読んだ本の一節をそのまま覚えてしまう。
そして映像記憶は苦手なようで、会話をした相手のことは覚えるが、芸能人の顔とかはちっとも覚えない。


私の顔、ちゃんと覚えてる?って聞いたら「概念としての亀ちゃんを覚えてる」って言われた。

…?


映像、文字以外の形式で記憶する方法を実践してる人がいたらご一報いただきたいです。

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