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アーユルヴェーダ究極デトックス法、パンチャカルマについて

久しぶりに時間ができたのでアーユルヴェーダ旅行記の続きです。
インドでアーユルヴェーダの治療を受けるのであれば一度は体験したいのが、パンチャカルマです。
パンチャカルマとはサンスクリッド語で「5つの行為・療法」と言う意味で、

1:Vamana ヴァマナ:催吐法(下剤を飲み口から吐く療法)
体内の過剰な粘液や毒素を排除するための誘発嘔吐。呼吸器および消化管障害の治療。過剰なカパを排出。
2:Virechana ヴィレッチャナ:下剤法(下剤を飲み下痢を誘発する療法)
アーユルヴェーダハーブを使用して排便を誘発し、身体から毒素を除去する。健康とホルモンバランスを促進します。身体の中心部の浄化
。過剰なピッタを排出。
3:Basti ヴァスティ:浣腸法(薬剤やオイル浣腸を行い排出する療法)
結腸から毒素を除去するための浣腸の使用。消化器疾患、便秘、痔の治療に使用。身体の下部の浄化。過剰なヴァータを排出。
4:Nasya ナスヤ:点鼻法(鼻からオイルをいれ口から排出する療法)
鼻スプレーまたは点鼻、副鼻腔や呼吸器系から毒素を除去する。アレルギー、頭痛、その他の副鼻腔の改善身体の頭部(脳、鼻等)が乱れた場合。過剰なカパを排出。
5:Rakta Moksha ラクタモクシャナ:瀉血法(皮膚にヒルを這わせ瘀血を出す)
ヒルによる瘀血の除去。皮膚や血液疾患の治療。身体の皮膚の部分。悪化したピッタ(血液)を排出。

の5つの浄化法があります。
体の中に増えすぎたドーシャの排出を行い、浄化することが目的です。

インドのアーユルヴェーダ施設で本格的なパンチャカルマを受けるには最低2週間必要と言われています。パンチャカルマ後、薬用オイルマッサージや投薬などの治療を行うことで、ドーシャ・身体構成要素(ダートゥ)・老廃物(マラ)を健康的な状態のバランスに戻していきます。

ヴァマナの治療体験記を以前youtubeで見たことがあり、連日ギーを大量に飲むとか、絶対辛くて私は無理だ〜。と思っていたので、Drの「パンチャカルマ受けたいですか?」の質問にビビりまくってたわたくしですが、プラクリティーがカパ・ピッタなのに本人はヴァータだと思うくらいのヴァータドーシャの過剰状態でしたので、今回はBasti!
私の場合は少量のオイル浣腸とのことで、安心いたしました。


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