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山笑う

「山笑う」という季語がある。これは春の季語で、春に咲く花たちの新芽が出てきて、咲いていく様子を詠った言葉です。

大学の国語の授業でこの季語を使って俳句を作りましょう。といった課題が出た。正直めんどくさい気持ちがあったが、なんだかそれが私は性に合っていた。

私は趣味でギターをして、詩を書いたりするのだが、その中で私が大事にしているのは「気づき」だ。何かを感じたという気づき。

私は感情を言葉に表すことが苦手で、いつも言葉が詰まる。そんな時に楽器に出会って、感情を音にすることを覚えた。ギターのストロークだけで、感情が見える。それは僕にとって新鮮でした。

そこからだんだん感情を言葉にすることができるようになってきた。(まだ全然だけどw)とても遠回りだと感じる人もいるだろうが、私は結構いい趣味だと自覚している。

この課題で私は「風が吹く、朝日が昇り、山笑う」という句を作った。先生にはありきたりだと言われたし、実際そうだと感じます。だが、私にとっては感情を言葉に表すとてもいい練習になった。写真をとりに旅に出る時に感じたことを思い出してそのまま、思ったことを書いた。僕にとっては大きな進化だ。

皆さんも気づきをなにかの形で表してみるということをしてみてはいかがでしょうか。

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