やりたいことに動けない時に検証してみるとよいこと
59日目(6月1日)
気にかかっていることをやらないでいると、本当にやりたいことに対しても動けなくなってくる。
片付けようと思っている冬物がハンガーにかかっている。
掃除をしたいと思っているトイレの細かい部分。
整理しようと思っていた名刺。
シュレッダーをかけようと思ってまとめてある書類。
送り返さないといけない書類。
それらが自分に与えている影響は意外と気付きにくい。
そういうものが増えてくると、それが目に入るたびに、意識は気づかないうちにそれらに持って行かれている。
もう、そこに存在しなくてよいもの、他のところに行くべきものが、放置されて、悪臭を放ち始めているのに、見えないふりをする。
その代償は、だんだんと、現れてくる。
本当にやりたいと思っていることに身体が動かなかったり、興味が薄れてきたり、クリエイティブさが失われ、いつもと同じことを惰性でくりかえす。
今日は、この感覚を一掃するべく、気にかかっていたことをリストにしつつ、それを一つづつ完了させてみようと試みた。
考えてみると出てくる出てくる。
トイレの便座奥の掃除
破棄する電子機器をまとめた紙袋
破棄する仕事の書類をまとめた紙袋
溜めていた支払い
植木鉢の皿が小さすぎる
トイレの細かな部分の掃除をすませ、書類をシュレッダーし、支払いをし、、次は、、と思っていたら、
忘れていた。大きくずっと気になっていたもの。
それは15年分の名刺。きちんと整理されないままに、保存されていて、ある時から、あきらめて、ただただ保管しておくだけのものになっていた。
あるタイミングで電子化をしようと名刺管理アプリを使ってみようと思ったこともあったけれど、アプリの性能比較をしているうちに面倒になってやめてしまった。
ここまで気になっていることを先延ばしすると、いいことは何もない。
後悔と罪悪感と言いわけのかたまりになってしまう。
それはまるで悪霊のように名刺まわりにまとわりついて、
無残にまとめられた名刺をみるたびに足に鎖をつけられたように動けなくなってしまう。
もう、ここまで気づいたら、もう、これは一掃だ。
そう思い立ち、名刺管理アプリの中で、一番自分で入力の手間がかからなそうな、郵送スキャナサービスがあるものを選び、名刺をまとめて、宅急便で郵送した。
さようなら、後悔と罪悪感と言い訳。
もう、新たに名刺をもらっても、大丈夫。
郵送からもどってきたら、気に入っているデザインや持って気持ちよくなる名刺だけを残して、シュレッダーにかけよう。
いつもいつも身軽で軽やかにご機嫌でいられるように。
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