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【平均利回り10%】米国高配当株最強ポートフォリオ公開(2024年5月現在)

ご無沙汰しています。今回は、私が保有する米国株(米国市場で取引されている株またはETF。以下同様)のポートフォリオ 20銘柄をご紹介します。具体的な銘柄は有料部分で公開しますので、以下をご覧になって、なるほどこれは価値がありそうだと感じた方はご購入ください。

銘柄選定方針

まず、株式投資と言っても様々な方向性がありますが、私が目指す方向性は下記の2点です。

  • 高配当であり、かつ安定して配当が得られる

  • 株価の変動が少ないか、株価が上昇基調である

まず高配当であること。ご存知ない方のために説明すると、米国株は日本株よりも高配当の株が数多くあり、配当狙いのポートフォリオが簡単に組めます。実際に、私は今回紹介するポートフォリオ(+α)を現在積み立てていて、いずれは生活費の3分の1ぐらいを米国株配当から捻出しようと思っています(ちなみに残りの3分の2は日本株配当3分の1とドル建て債券3分の1)。

次に、上記の目的のためには安定的に配当が得られることが重要なので、配当の変動が少ないもののみを選んでいます。米国の高配当株の中には配当額の変動の大きい株も結構あります。例えば、年4回の配当が1ドル、1ドル、1ドル、10ドルみたいな株もあって、これはたぶん最後の配当で年間配当を調整しているんでしょうけど、そういう株は最後の配当依存度(=リスク)が大きいので除外しています。あと、年1回配当や年2回配当という株もある(米国から見た外国株に多い)のですが、これも同様に減配の時のダメージが大きいので購入対象から除外しています。

最後の銘柄選択ポイントは株価の変動が少ないこと、または株価が下落していないこと。いくら高配当であっても株価がずっと下落していたら全く資産運用の意味がないし、そもそも株価の長期下落は減配の可能性があることを暗示しているので、これもポートフォリオから除外します。長期で安定して配当を得ることが目的なので株価の上昇は期待していません(キャピタルゲイン狙いではなくインカムゲイン狙い)が、だからと言って株価が下落しても構わない、あるいは株価は気にしないというのは投資としてどうかと思います。

ポートフォリオの実力確認

次は具体的なポートフォリオで上記方針を満たしているかどうかを確認します。まずは下記をご覧ください。

この画像はポートフォリオ20銘柄の情報をまとめたスクリーンショットです。銘柄部分が左側に書いてありますが塗りつぶしています。

まず見てほしいのは(塗りつぶし以外で)最初の欄の Forward Annual Div Yield です。これは日本語で言う「予想配当利回り」で降順にソートしていますが、一番上が 15.25%、(一番下は除いて)下から2番目が 7.40%となっていて非常に高配当なのがお分かりいただけると思います。ちなみに、日本で高配当株として有名な JT は 4.4%、日本株で一番高い株でも 6.32%(いずれも今日時点)なので、如何に米国高配当株がすごいかがよく分かります。

そして、気になる一番下の株の配当利回りは 0.76%となっていますが、これについてちょっとだけ補足します。結論を先に言うと、このサイトの表示が何かの間違いらしいです。実際には配当利回り9.0%ぐらいで、私も実際にこの銘柄からそのぐらいの配当をもらっています。

この株の配当について別のサイト(下記)を見ると、過去4回の四半期の配当はいずれも 0.12ドルで、これ以外に 1.63ドルとか 1.20ドルなどのボーナス配当を(同じ日に)出しています。日本では見たことがないのですが米国にはこういう株もあり、その場合に 0.12 ドル(×4回)だけで利回りを計算した結果が前述の配当利回り 0.76%ではないか、と私は推測しています(下記サイトでは配当利回り 0.92%となっていますね)。

実はこのサイト(批判する気はないので一応匿名)に限らず、米国株のサイトは結構こういった誤り、というか認識の違いがあり、例えば SBI証券の米国株スクリーニングでも似たような経験があります。なので米国株で高配当株を探すのは日本株よりはるかに大変という実感なので、今回のリストと同様の情報を自分で探すのは可能ですが、想像以上に時間がかかると思います。

配当利回り 0.76%の真相?

ということでまとめると、全20銘柄の配当利回りは 7.4%〜15.25%で、平均すると 10.15%というとんでもないポートフォリオになっています。仮に株価と配当に変化がなければ10年で資産2倍になる計算です。

次に、2番目の条件である株価が下落していないこと、及び株価の変動が小さいことを確認したのが上の表です。前述の表と全く同じですが 50日移動平均線との乖離でソートし直しています。

これを見ると、20銘柄中 15銘柄でプラスになっている、つまり50日の平均株価よりも現在の株価のほうが高いことが確認できます。同様に 200日移動平均線と比較していも 17銘柄がプラス(株価が上昇基調)です。

さらに、50日移動平均線よりも低い5銘柄のいずれも移動平均からの乖離が -0.17%〜-1.27%、200日移動平均よりも低い3銘柄は -1.1%〜-1.5%程度、となっており、ほとんど下落していないことが分かります。さらに、その隣の 50-Wk Low (50週間の最安値)と 50-Wk High (50週間の最高値)を見ると、最高値÷最安値がだいたい 1.1 ぐらいなのが分かります。つまり年間で 10%ぐらいの年間変動幅(= (最高値 ÷ 最安値) − 1)だと分かります。

ちなみに、同様に計算した Googleの年間変動幅は 53%、NVIDIA は 226%(3.26倍)、個別株よりも変動が少ないはずの S&P500の変動幅は 30%、NASDAQは35%なので、年間変動幅が 10%という数字が如何に変動が少ないかが分かっていただけるのではないかと思います。

以上ですが、ご興味を持っていただけましたでしょうか。はっきり言って、現時点で米国の高配当株投資目的での最強ポートフォリオだと思っています。こういう銘柄を自力で調べることは誰でも可能ですが結構大変なので、特に毎日ご多忙で時間が取れない方が手堅く高配当株投資をしたい時の参考情報になればという思いで有料公開しています。

免責事項

  • 本リストは情報提供が目的で、掲載銘柄の勧誘や推奨を行うものではありません。また、私は投資顧問ではありませんので、有料での銘柄推奨、売買指示、成功報酬、預託等金商法に関わる行為は出来ません。

  • 本リストの正確性、最新性、有用性についていかなる保証を行うものではありません。本リストの内容にもし誤りがありましたらご容赦ください。

  • 投資に関するご決定は皆様ご自身の判断で行うようお願いいたします。

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