お前それアル中だから

本日長兄は仕事が休みとのこと。

こちらが息子と帰宅すると、既に目つきがおかしく呂律が回らない状態。

毎日毎日仕事が終われば酒とゲーム、休みとなれば一日中家から出ずに酒とゲーム、毎晩一人で泥酔するしかやることのない長兄。（こんな感じで兄弟皆おかしくなった理由は気が向いたら書く。）

反射して自分の根深い傷が抉られる痛々しいその状態が不愉快だから相手をせずに放っておいたら、急にもったいぶった口調で、まあざっくり言うと『昨夜怪奇現象が起きた』みたいなことを話し出した。

それアル中の幻覚だろ、いい加減自分の問題を直視しろよと思わず突っ込んだら、黙って拗ねてどっかに行った。

決して解くことのできない血の呪いをかけられた人間である以上、彼も私もこの先ずっと、どうあがいてもこの闇から抜け出せないのだろうなあ。