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津波が来ないなら まずトイレ準備して


#防災いまできること  に参加しています。

防災の話をする時に皆さんに伝えているのですが
「トイレ準備して!」
です。

これ、ほんとに思うの。

アナミルの家は建て付けが悪くて
地震じゃなくても揺れてる?
って感じだったけれど
それでもあの地震で2階は残っていました。
2kmくらい流されて見つかっています。
1階は津波で流されていましたけどね..

つまり、家って
これまでの災害や歴史から
学ばれているのでしょう
結構丈夫です。

そうなると
災害が起きた時に
津波がなければ在宅避難をする方が
多く出てくると予想されます。

避難所が安心する方
1人では不安な方
特に地震は一度ではないので
避難所の方が…と思われる方も
いるはず。
台風は追って被害がやってくるので
大雨や水害の時は早めに移動するのが
良いと思います。

でも

症状が落ち着いて
でもライフランが止まった状態
家の方が良くなり
家で待機する方って多く出て来ると
思うのです。

だから「トイレ」なのです。


✅非常用トイレが無いとどうなる?


設置された公衆トイレを使う

近所の避難所や公園などに設置された
非常用トイレを使うことになります。
毎度行くのは大変です。

マンションの上の方に住んでいる皆さん
その都度、登り降りは階段です。
キツイです。
小さな子どもがいるお家の方
子どもだけ置いていけないです。
キツイです。

トイレに行きたく無いからと
飲食を拒否する人も出てきます。
夏は熱中症が心配です。

トイレを我慢しすぎて
膀胱炎になることもありえます。

夜に行くのはとても怖いです。
外は真っ暗です。
そんな中並べられた
人がいるところから離れた場所に
あることが多いですから
公衆非常用トイレに夜1人で行くって
結構ハードで
誰かに付き添ってもらった方がベター。
でも、
1人なら?子どもと一緒だったら?

イメージしてみてください。
 
私は学校でしたが
設置されたトイレに
付き添いましたし
付き添ってもらっていました。
なんとなく恥ずかしくて
『ちょっと離れててー!』
でもいて!
なんて言いつつ。


溜めていた水で流すのはダメ

トイレ対策のために
お風呂に水を溜めている方もいますが

それは地震の時には危険です。
なぜなら、配管が壊れていたりズレていると
汚水が部屋に広がったり
下の階に広がったり

水が出ない状態で
汚水が広がるのはキツイです。

また
マンションなどは
下の階の方のトイレから
汚水が溢れ出す危険もあります。
対策は下の
✅トイレを使用するための準備
をご覧ください。

✅トイレ まずトイレ

・非常用トイレセット
・黒いビニル袋
・凝固剤
・新聞紙
これらをトイレ分として準備しておきます。

最初に準備して欲しいのです。

水が流れない時でも使える災害用
非常用のトイレがあります。

ダンボールが便座になるタイプ
箱の上に座るタイプもありますが
トイレって環境が違うとなかなか大変なので
家のトイレ(便座)に
備え付けられるものを
多く用意した方が良いと思っています。

黒のゴミ袋の中に用を足して
凝固剤を入れるタイプです。

凝固剤だけでも売っていますよ。

また
ウンチは新聞紙に包むと
結構匂いが抑えられました。
(すみません、その時はkidsのでしたけどね)
人にはちょっと…という方は
ペット用に備えておくと良いか知れません。
新聞紙、どうなっているのか謎ですが
匂いが出そうなものを包むのに
役立ちますので
少しストックしておくと良いです。
トイレ以外にも使えます。

最初に準備すべきは水しょ?食べ物でしょ?
と思われるかも知れません

でも
我慢できないのがトイレです。
個別に配給されないのもトイレです。



✅トイレを使用するための準備


地震の場合、トイレを使うのは
水が出るようになってからなのですが
それでも
配管が壊れている、下水道が壊れている
という危険があります。

すると良いことを
記しますね。

下水道チェック

水が使えるようになる前でも良いです。
地域の下水道状況をチェックしましょう。
スマホで調べることになるか
役所に表示されるかと思います。
スマホでは「市の名前 下水道」で検索
ここで下水道に被害がないか
下水を流せるのかチェックします。


おすいますチェック

次に
家や、集合住宅、建物の敷地内になる
汚水枡(おすいます)をチェックします。
地面にプラスチックや鉄の小さめの蓋で
”おすい”と書いていあります。
台所やトイレからの水が流れるところなので
台所やトイレから水を流して
おすいますまで流れて来ているかチェックします。
途中の配管が壊れているとここまで流れないので
漏れていることがわかります。
ある程度流して、チョロチョロだけ…も注意です。
マンションの場合みんなでチェックし合う方が良いですね。
下の階からが良いと思います。
配管がどうなっているかを
予め知っておくのも良いですね。


✅結局大事なこと


人とのつながり
 地域でのつながり

これがいかに大切か 
マンションの
トイレ事情からもよくわかります。

戸建ての方も近所の人と
気軽に「下水動いてる?」と
話すと良いですし
マンションは協力しあって
おすいますをチェックして
「OKだね」「ダメだね」
なんて話し合えた方がスムーズです。

いま
「知らない人に挨拶をしないように」
とか
「マンション内で挨拶禁止」
というルールがあるところも
あるようですが

なんと勿体無い….
災害が起きたらどうするんだろう。って
すごく心配です。

トイレだけじゃありません。
災害時になると
色んなことがあるので
人との繋がりは大事でした。
マンションに
知らない人が入って来ることがあります。
エントランスは開きっぱなしです。
横のつながりがあるだけで
防犯になります。

災害時は
良い人も
残念ながら悪い人も出てくる
ちょっとした情報の
取り逃がしで
ご飯や水にありつけないことがある
家族の安否の確認までの時間が
大きく変わることがある

いつも近所の人と挨拶をして
何となく見た顔であること
何となく知っていることが
どれだけ大切か。

イメージしてみてくださいね。

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