見出し画像

美容師の妻ってこんな感じです

以前投稿した
「“ワンオペ育児”という言葉はなかったけど・・・」

夫は自営業、と書いていましたが
今回、美容師とカミングアウトします笑


少し前に「3B」という言葉が流行りましたね。
バーテンダー、バンドマン、そして美容師
→彼氏にしてはいけない(ましてや結婚などNG)と言われる代表的な職業

マイナスなイメージが大きい「美容師」ですが
「美容師の夫を持つ妻」だって幸せに暮らしています笑

でも、美容師という職業はやっぱり少し特殊で
傍から見ると「え?そうなの?」と思われることもあり・・・

また、美容業界は同業者同士の結婚が比較的多いようですが
私は美容師でもなく、業界の人間でもありません。

業界のことを何も知らない私が、美容師と結婚して
「え?そうなの?」と思ったこともいろいろあり・・・

今回は、そんな「美容師の妻」としての“あるある”を
ゆるーくお話してみようと思います。



やっぱり結婚は反対された


私の父は会社員で、母は専業主婦で時々パート勤め
絵に描いたような標準的な一般家庭に育ちました。
私自身も真面目でおとなしい性格、大学を出て
普通にOLをしていました。
だから、結婚相手として美容師を連れてきた時
父は怒りと言うよりは、ただあっけにとられていました。
でも、やっぱり「反対」
美容師=チャラ男、というイメージは
昭和の時代にはより色濃く・・・
父の説得には半年かかりました。

出勤は早朝、帰宅は真夜中


なんとか認められて結婚した頃
夫はやっとアシスタントからスタイリスト※になったばかりでした。
※シャンプー・カット・カラー・パーマ・ヘアセットなどお客様への施術を一通り担当する人のこと
まだまだ若手だったので、開店準備の担当もあり
いつも早朝に出勤していました。
閉店後は技術向上のための練習、そして後輩の練習に付き合う役目もあり
帰宅はいつも日付が変わる頃でした。
休みの日以外はほとんど話す時間もない。
そんな新婚生活でした。

夫の休みに合わせた仕事を探す


結婚前に、私は転職をしました。
新卒で入社した会社では体を壊してしまい退職。
次の仕事を探したのですが、条件は
「夫(になる人)と同じ曜日に休めること」
関西の美容院は基本的に月曜日が休み。
でも、一般企業で月曜日に休めるところはなかなか見つからず・・・
アルバイトをしながら探すこと半年、
ようやくシフト制の会社を見つけ、入社できました。

3年後、長女を授かって(通勤に2時間かかることもあり)退職。
その後、リモートワーク一択で仕事を続けてきたのは
平日休みの夫に合わせるため、という理由もありました。

なんだかマイナスなことばかり、と思われますよね(^^;)
でも、もちろん大きなメリットもありました。

美容院代、永久無料!


その後、自分の店をオープンさせた夫
私はオーナー夫人になりました。
(物は言いよう、です笑)
カット、パーマ、カラー、縮毛矯正、
なんでもやりたい放題です♪
もちろん、娘たちもいまだに美容院代を払ったことはありません。
(イマドキのカラーにしたい次女は最近別の店に行き始めましたが)

デメリットとしては「お客様優先、空いた時間しかダメ」
もちろん当たり前、なのですが
予定が合わないと3週間待ち、なんてこともあって
結構不便さを感じることもありました。
(まあタダなのに文句言うな、ということですが(^^;))

娘たちの成人式や、長女の結婚式のセットも夫が行いました。
これは最大のメリット!
娘たちも喜んでいたし、夫も感慨深げな様子で
見ている私もひそかに感動してしまいました。
さすが父親、娘たちが一番美しく見えるこころ配りも。
いまも写真を見ると、じーんとしてしまいます。


華やかに見える美容業界ですが、そこで働く美容師は
見えないところでとんでもない努力を積み重ねています。
そしてその家族は、会社員とは全く違う職業に合わせるという
苦労を経験します。
見た目よりもはるかに地味で、大変なことも多いのですが
時々、特別な贈り物をもらえるような瞬間があるのも事実。
美容師の妻って、そんな感じです(^▽^)


美容師の妻あるある、は、他にもネタがたくさんあります笑
需要があれば、また書きます。




よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、今後の記事作成・活動費に大切に使わせていただきます。