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私がサッカーを好きな理由②

こんにちは。
自己分析理論協会の森です。

前回は私の時系列に沿ってサッカーを好きな理由をお伝えしてきましたが、今回はその続きです。

別視点からのサッカー

日韓W杯以外にも別の視点からサッカーを知ったことが、サッカーへの興味をさらに強くしました。

きっかけは大学受験でした。受験科目で地理を選択していたのですが、行ったこともない国のことなど覚えられません。

そこで、大好きなサッカー選手と国の特性を合わせて覚えるようにしたのです。

なぜブラジルの選手には黒人と白人がいるのか。なぜナイジェリアの選手とフランスの選手が仲良く会話できるのか。

そんなことを考えていたら、選手の生い立ちや歴史が気になりだしたのです。


日本は恵まれている

元ブラジル代表のリバウドという選手をご存知でしょうか。

バルセロナで10番を背負い、バロンドールを獲得したスーパースターです。

リバウドは家が貧しく、バス代を節約するために走ってサッカーの練習をしました。

プロになり初めてステーキを食べた時に栄養失調で総入れ歯になりました。

そういう選手が世界のトップなんです。

努力や環境や理屈ではないんです。

イングランドのスコールスは体が弱かったのでサッカーを始めました。

ポルトガルのペペは、初めてお父さんに買ってもらったアンブロのスパイクと同じ型式のスパイクをレアルマドリードで履いていました。

アルゼンチンのボカジュニアーズのピッチの芝生は整備されておらず、草むらに近い環境でサッカーをします。

貧乏だって、体が小さくたってサッカーは誰にでも平等です。

サッカーの喜びも課題も自分で考えて作り出すしかないのです。

底辺と頂点はつながってる

元日本代表の廣山望さんのインタビューが忘れられません。

廣山さんはジェフユナイテッド市原でプレーしたのち、パラグアイやブラジルのクラブでプレーしました。

無名の海外組としてトルシエ監督時代に代表に招集されました。

インタビューで海外と日本のサッカーの違いについて質問された廣山さんはこのように答えました。

ブラジルは底辺と頂点がつながっている。
街中でボールを蹴っている子どもたちは、自分がロナウドやロナウジーニョになれることに疑いを持っていない。
なぜなら、いまのブラジル代表が街中でボールを蹴っていた子どもたちだったから。


日本のサッカーの指導が進もうと、いかにスポーツ科学が発展しようと、世界のトップ目指してストリートサッカーしている子どもたちがいる国に勝てるわけがないと思いました。

サッカーやろうぜ

貧乏だって、太っちょだって、運動音痴だってボールを蹴って遊んだらいいと思います。

自分らしいプレーをするために、わめき散らしてケンカしたらいいんです。

コーチの指導が気に入らないのなら、何のためにその練習が必要なのか聞いてみたらいいんです。

世界のスーパースターのプレーは懇切丁寧に教えてもらったものではなく、自分を表現するため、勝っていくために自分が導き出したものです。

手さえ使わなければ、なんだって出来るのがサッカーです。

だから私はサッカーが大好きですq


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