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不登校の活動に対し、無理するなと言う人。

恩師に再会

学生時代の恩師複数人、それぞれ別の機会に出会うことがありまして、だいたいこういう話しをします。

「実は子どもが二人とも不登校でして、今不登校の活動をしているんです。」

すると、だいたい皆さん・・・

アドバイスをくださる

「自分は立ち止まった人たちをたくさん見てきたので、大丈夫。どんと構えていればいいですよ」

「お母さんも大変だろうけど、お子さんが一番辛いだろうから見守ってあげてください」

「活動よりも今はしっかり子どもさんを見てあげて」

これって、

遠回しに止められてる?

「そんなにがんばって活動しなくてもいいのに。
 しんどいならそんなことせずに休んだ方がいいんじゃない?」

と言われているような感じがしてしまいます。
親切心だと思いますが、それ言われたらむしろ苦しいですね。

まぁ、学生時代何かに取り組むようなタイプではありませんでしたから、そういうことは無理って思われるのも自分でもわかりますよ。

そんな訳で、こういうニュアンスのことをホントによく言われる。

で、こうしてモヤモヤすることで
あらためて・・・

何で活動をしているのか考えてみる

日々、子どもと関わる中で

・どんと構えられない状況や迷いが日常的に生じる
・子どもが辛い姿を日常的に見ている
・毎日子どもを見てるし、考えないのは無理

日々、いろんなことがあって、どんと構えてニコニコできるほど、余裕があって、人間が出来てる訳じゃないです、ワタクシ。

なので、不登校って一体何なのか考えている方が健全なのでは?
不登校にフォーカスして、掘り下げて、子どもへのフォーカスを外す方が健全だし、それがお互いのためのような気もする。
(私は色々やってみて、そこに落ち着いた)

日々、子どもと関わる親は押しつぶされる

日々の葛藤と周りの言葉・・・
世の中の正論に押しつぶされそうになる訳です。
例えば

・生活習慣
・メディア時間制限
・運動
・健康管理

これらの「大切」「必要」といわれてるものと真反対のようなことが起こってくると、「このままで大丈夫なのか」と大抵の人は思うだろうと思います。
例えば、

・夜になかなか眠れない、夜になると元気になる
・お風呂に入らない、または入りすぎる
・親の手作りのものを食べたがらない、ジャンクフードを欲しがる
・着替えない
・長時間寝る
・極限まで動かない
・予定が立てられない(通学のみならず通院や散髪なども)
・食事回数が減る
・人目を避け外出しなくなる
・同世代の子に会うとパニックになる

これが日常ともなれば、

「子どもさんを見守って、どんと構えていればいい」

と言われましても・・・
ということになります。

だって
「このままで大丈夫なのか」
と、日常的に思うことになりますから。
ほとんどの人がそう思うことになると思います。
そうおっしゃる先生でさえ、こんな日々をどんと構えることができるだろうかと思います。

じゃあ今の先生はどうか

昔の先生も今の先生も、多くの先生がこういうことが分かっておられないのだと思います。

こういう話を聴く機会もないだろうし、聴く暇もないと思う。
連絡ついでに個々の親から話を聞いても、それってただ愚痴を言われているように感じるだけだろうな。

私たちは不登校親の会でこうしたあるあるを集めています。
あるあるってのは、一人で思っているときは自分だけかなーと思うものだけどみんな同じ体験をしていたんだって分かってくると、どうしてそのあるあるにもやもやするのかも見えてくる。

そういうことを先生方とシェアしたら、ただの愚痴ではなく
なるほど💡
という風に見えてくるんじゃないかなと思うんです。

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