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日めくりアルバムチャレンジ #13 『Demon Days』

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Gorillaz 『Demon Days』

 デーモンのプロジェクトということは認識されながらも(まぁ、声がそのものだったし)、一応覆面バンドとしてスクリーンの後ろで演奏するスタイルを取っていた。

活動初期時に来日した、2001年のsonicmaniaでのLIVEは、どうしてもGorillazだけは一瞬だけでも見たくて、仕事をなんとか抜け出して大きく映し出されたヌードルの映像を思い出す。
いまはむしろ奏者が、完全に前に出るスタイルになっているから初期スタイルのパフォーマンスはいま思うと本当に貴重だった。

そもそもデーモン好きなだけに、ファーストアルバムからウェルカムだったんだけどお遊びプロジェクトなのかという思いを覆すような作品になった2ndの方がインパクトが強い。デーモンがBlurという個性が揃った4人編成のロックバンドでは制限されていた遊び心みたいなものが開放され、アルバム毎のちゃんとした裏設定があり、その緻密なまでにコンセプト化されたキャラクター達が実在し、動き出すように感じられるのも楽しい。

 HIP-HOPを大胆に取り入れたことが影響したのか、悲願のアメリカ成功を果たしてしまうのはBlurファンとしては若干複雑な心境だったりする笑

あとこのバンドには、日本人がいるというのもファンとしては嬉しいところ。スマパンやFeederのように世界的に有名バンドに日本人がいるってなかなか無いよね。





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