見出し画像

私はイヤホンを手放して

イヤホンをつけずに街に出てみると、新たな出会いに遭遇しました。
イヤホンをしない生活から世界のすばらしさに出会った話です。


【ライラン10日目】

こんにちは。Anaです。

今日も見に来て下さりありがとうございます。

あなたが見に来てくれたことが飛び切り嬉しいので、

今日も全力で書きます!



「イヤホンってすごい便利だよね!」

ずっとそう思ってました。


電車に乗る時、

目的地まで歩く時、

暇でどうしようもない時間を埋めてくれる素敵なアイテム!

これからの時代イヤホンは必需品だと言って疑わずに生きてきました。


都心の電車移動、イヤホンとスマホは必須アイテムでした。

先月までの私は。

人ごみから聞こえてくる雑音や、

隣や周囲の人間を自分と切り離して考えるためには。

そうして都会の雑多な人たちから私は自分を守っていたんでしょう。


先月数週間地元に帰省していました。

帰りの新幹線でイヤホンを使ったものの、

あれ以来一度もイヤホンを使っていないことに気づいたんです。


地元では道を歩く時も、

電車に乗るときもイヤホンを必要としていませんでした。

今ある状況を楽しんでいたのです。


そして、都心に帰って来て数日。

なんだか言いようのないモヤモヤが

心と頭の中をぐるぐるしていることに気が付きました。


地元にいたときは感じなかったざわつき。


何でだろ?


単純にこの街に苦手意識があることは認めます。

でも、それ以外にも何かがおかしい…

気づけばいつも耳にはイヤホンが付いていました。


あ、もしかしてこれが私を私の世界に閉じ込めて孤立させているのか?

だから拭い切れない孤独感にさいなまれて苦しいのではないか?

ぼんやりとそんなことを考えて、

昨日、イヤホンをせず街に出てみました。


駅で乗り換えの電車を待っていると、

ご高齢の女性が隣に並ばれた。

そして、一言・・・

👩‍🦳女性「こちら二列よね?横大丈夫かしら?」

と声をかけてくださいました。

👩‍🦰私「はい、大丈夫ですよ。」

と返事。

きっと普段ならそこで会話が終わっていたでしょう。


何なら、イヤホンをしている私に話しかけてこなかったかもしれない。

もしくは、突然話しかけられたことに私がびっくりしているかもしれない。


でも、昨日はなんとなく気づいたら

その女性に私がもう一言声をかけていました。


👩‍🦰私「お荷物たくさんで大変ですね。大丈夫ですか?」

今までの私ならそんな風に声をかけていたでしょうか?

いや、かけていなかったと思う。


赤の他人に突然声をかけるなんてことは挨拶でも憚れるこの時代に、

私はためらってしまうに違いない。


でも、私の思いとは裏腹に

女性は色んなことを教えてくださった。

👩‍🦳女性 
*たくさん荷物を持つ理由

*どこに向かっているのか

*最近の若い子の服装について思うこと

*最近の赤ちゃんがかわいすぎる

*息子さんの話

そして、私の話もたくさん聞いてくださった。


同じ電車に乗り、

隣同士に座り、

👩‍🦳女性が降りる駅までの

合わせて10分ほどの出来事だった。


降りる駅が近づくと👩‍🦳女性が

👩‍🦳女性「今日はあなたに会えてお話できたからとてもいい日になったわ。ありがとう」


そう、言い残して降りられた。

あの方にもう二度と会えないかもしれない。

でも、彼女は私に元気と自信を与えてくださった。



都会の忙しいビジネスマンにとっては、

暇人のたわごとと笑われるかもしれない。


都会できれいに着飾ったオシャレサンには、

垢ぬけない田舎の芋娘だと言われるかもしれない。


でも、私は

たまたま隣にいた赤の他人とにこやかに話し、

あなたも私も幸せになれる今日自分がとびきり好きだ!

と心から思った。

みんなに自慢したい!

私は今こんなに幸せだよ!って叫びたい!!


だから、私にはもうイヤホンは必要ない。

自分の殻に閉じこもらずに

外の世界と積極的に触れ合うことが、

今の自分を大事にしながら、

この街と仲良くなるカギかもしれない。


どの街でも、

その街の良さを見つけて楽しく、強く

生きていきたい。


それが転勤族妻の宿命であり、

楽しみなのだから。


上手に生きられなくて心がざわつく日も

いっぱいあるけど、


色んな不安や失敗も全部自分の糧にして、

できるだけ、

明るく楽しく生きていきたいと思ってます。

多分最後のまとめがおかしいけど、


今日も最後まで読んで頂き、

ありがとうございます!

それでは、また明日♪


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?