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子どもに「将来の夢」とか聞く大人の呪い

こんにちは。Anaです。

今日も読みに来て下さりありがとうございます。

あなたが読みに来てくれたことが嬉しいから今日も全力で書きます!


今回のテーマは「#なりたい自分」です。

ヒューマンホールディングスさんの企画に応募したくて書いた記事ですが、応募期限(2024年6月9日)にも関わらず、本日(2024年6月16日)に大幅に書き直しています。

その理由は、藤原華さんのこちらの記事を読んで自分の書いた記事がひどすぎることに気づき、


今回は企画に応募することよりも、

今自分が世に出しているひどすぎる記事を

少しでも今日の自分が納得できるものにしないと!

と思い書き直しています。

きっとこの記事も、

今後もっと色んなnoteを読んで成長した未来の自分が読んだら、

ひどすぎて書き換えたくてたまらなくなって書き換えてくれると信じてる。

頼んだよ!未来の私!!!!


幼少期の「なりたい自分」


私は子供の頃に「なりたい自分」「将来の夢」のようなものが

全くない子供でした。



というより、

大人になった自分がどうだとか言われても

世の中にどんな職業があるかも知らないし、

正直、想像力の乏しい幼少期の私には

全くイメージが湧かなかったような記憶が薄っすらとあります。


だから、

大人に「将来の夢は何?」と聞かれるのが嫌いでした。

とっさに答えが出ないと不思議そうな顔をされるし、


横で笑顔で答えている友達は、

「すごいね!」「偉いね!」「がんばってね!」

と言われているのを見ると、

「答えられない私がすごくないみたいじゃん!」

と幼少ながら思った記憶があります。


確かに子供の時点で「将来の夢」があって

それに向かって愚直に努力できる人は本当にすごいんです!


でもそれを理解できるほど子供の私は視野や知見が広いわけもなく、


【将来の夢がない自分】

に自分が直面するのも、大人にそれに気づかれるのも嫌だった私は

その時の自分の好きなことと結びつけて事前に答えを用意していました。

まるで、模範解答みたいなやつを!笑笑


でも、

それが本心じゃない!

ってことは自分は一番気づいてるから、

ついているような気持になってすごく嫌だった記憶です。

この質問をされる度に私は、

自分と質問してきた大人に嘘をついていたから。


嘘だったとしても、その回答をすることで

「将来の夢はないです。」

とか

返答に困って沈黙するよりは大人の反応は良く、

そのことが余計私にとってはつらかった。


その質問に答えれば答えるほど、

夢のない本当の自分がダメな人間であることを突きつけられて、

それがトラウマのように心に突き刺り、

【将来の夢がない自分】

というレッテルを自分に貼っていました。


【高校時代】

現実的な夢に向かうクラスメイトと夢のない私


そうやって子供時代を過ごしてきた私は

もちろん高校生活の中でも自分に貼った

【将来の夢がない自分】

のレッテルを剝がせないまま、進路にも苦労しました。


将来の夢はないけど生物を学ぶことが好きだったので理系に進み、

生物専攻を選びました。


そのクラスには、

医者、歯科医師、看護師、獣医師、管理栄養士、になりたい

という明確な夢のある人ばかりで、

【将来の夢がない自分】

のレッテルを剥がすどころか、強固なものにしていきました。

そんな状況の中

ただでさえ勉強が嫌いで、

【将来の夢がない自分】

のレッテルに押し固められていた私が

夢追い人に囲まれたクラスで勉強を頑張れるわけもなく

勉強嫌いな高校3年間を過ごしました。


生物学を学ぶことが楽しかったのは本心だし、

今でも博物館や水族館、動物園に行くと

一日中入り浸ってしまうくらいにのめり込むので、

大学で生物学を学びたかった思いはありましたが、

学力は足りず第一志望は不合格。


勉強不足は自業自得としか言いようがありません。


【大学時代】

やっとできた自分の夢


滑り止めで受けた1校以外の選択肢は就職しかない状態で、

選ぶ余地もなく進学した大学。

(大変失礼なのは承知で言いますが)

本心は

何も期待しない大学生生活でした。


学部も生物と似てるような似ていないような内容で

相変わらず勉強嫌いな最低な大学生でした。


せっかく親にお金出してもらったのに、本当に申し訳ない。


そんな日々を過ごしている中で、

大学の夏休み特別研修の中に

【3週間のカナダ留学】のプログラムがありました。


昔から

「海外に住んでみたい」

と思っていた私はこのプログラムに参加することを決意し、

約1年大学の傍ら

必死にバイトしてプログラム参加資金70万円を貯めました。


今、思い返せばこの時自分の【将来の夢】に気づいてたんです。



そう!!!!

【将来の夢がない自分】

はただのレッテルだったということです。

自分で気づいてなかっただけで、

私にも将来やりたいことちゃんとあったんです。

昔から

「海外に住んでみたい」

と思っていた私はこのプログラムに参加することを決意し、

約1年大学の傍ら

必死にバイトしてプログラム参加資金70万円を貯めました。

【高校時代】現実的な夢に向かうクラスメイトと夢のない私


「なりたい自分」のためには、意識せずとも本気出しているんです。

何振り構わず、必死になれるんです。

そして、気づくんです。

「あー私のやりたいことってこれなんだー!」



そして今、少しずつ夢をかなえている


夢が見つかってからも

もちろん人生なので、

紆余曲折はありました。


でも、

夢はいつも私の背中を押して、また私を強くしてくれます。


大学卒業後は就職せず

1年間、オーストラリアに語学留学しました。


帰国直後はコロナに見舞われ就職しました。

その時も海外に繋がりのある企業に入社しました。


残念ながら、

そこでは努力が空回り体を壊して退職することになりましたが、

療養中、母の勧めで日本語教師の資格を取り


昨年はラオスで勤務して日本に帰ってきました。


今年はフィリピンで勤務予定です。


今後も、日本と海外を行ったり来たりしながら、

日本にも、海外にも住み続けられたらいいなー

と思っています。


もしかしたら、「なりたい自分」って探すものじゃなくて、

気づいたら見つかるものなのかもしれないですね。


探せば探すほど分からなくなる時もある。


だからどうか、

まだ見つからない人は焦らないでほしいです!

気づいてないだけであなたの心のどこかにあるかもしれない。

探さずに、待っていたら明日気づくかもしれない。


夢・やりたいこと、「なりたい自分」って

思ったよりすぐ近くに転がってたりするかもしれないから。


最後の最後に


これは決して、子供に「将来の夢」を聞く大人を

責めている内容ではありません。

もし、そのように聞こえたらごめんなさい。


実際、私自身「将来の夢は何?」という質問は嫌いでしたが、

それを聞いてきた大人のことまで嫌いだったわけではありません。


その情景が脳裏に焼き付いているので

その時の質問してきた大人の顔、表情まで覚えていますが

今でも仲良しです。


ただ、本人と直接この話ができるかは別の話ですけどね。笑


そこには

その質問をすることの考えや意図が

きちんとあったことを私は知っていますから。


人は誰でも完全ではない。

他人に意図してない解釈を与えてしまうこともあります。


私が伝えたいことは、

この質問を子供にしないでほしいというわけではなく、

幼少期の私のような子供もいるかもしれないことを

知っていてほしいのです。


今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

それでは、また来週♪



















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