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自己犠牲は簡単にできるのに、自己保身は全然できなかったわたし。
こんにちは。あんです。
前回の記事で休職予定であることをさらっと書いてしまいましたが、「仕事を少し休ませてほしい」と上司陣に告げるには1年以上もかかりました。
うつ状態と診断されたのは2019年3月。
「ちょっと休ませて欲しいです」と上司陣に告げたのは今年の4月頭。
実際に休職開始となるのは7/13~。
自己犠牲は簡単にできるのに、自己保身は全然できなかった。
ようやく、ようやく、自分を休ませてあげられそうだ。
自己犠牲は簡単にできるのに、自己保身は全然できない人って、それなりにいるんじゃないだろうか。と思うので、、、
そういう人たちの何かしら…少しでも…きっかけになれたらいいなという気持ちで今日はnoteを書きます。
*
「自分が頑張ればなんとかなる」
「初めての経験だから仕方ない」
「若いうちにいろんなことをやらせてもらえるのは幸せなことだ」
「今がピーク。これが終わればしばらくは落ち着くはずだ」
…と、自分を励まし、時には騙しながら仕事をつづけたわたし。
でも、何ともならないこともあったし、ずっとピークだった。
何か終わろうとするタイミングですぐ次が来る。
それは次の仕事の場合もあれば、新たなトラブルの場合もありました。
その度に、辛い思いをしなくてはならなかった。
顧客のわがままにつき合わされたり、
上司に迷惑をかけたり、
自分の時間や心身の健康を損ねたり。
1年かかって、「黙っていたら永遠に続くなこれ」と思いました。
なんでここまで自分を消耗しなければならないんだと。(詳細に書けないせいで消耗具合が伝わらない。伝われ。笑)
自分の職場の人間関係は良好で、むしろ職場の人間関係が良好ならそこそこやっていけると思っていた。
でも「この人(顧客)のために頑張りたい」という想いからのモチベーションが皆無で、それでも頑張らなきゃいけないのがつらかった。
なんでこんなクソ顧客のために身を削らなきゃいけないんだ!と思うようになっていました。
自分の1番の原動力は「この人のために頑張りたい」だったのか、と気づきました。
そんなこんな諸々の思いを巡らせ悶々としていながらも、繰り返される日々に甘んじていたわたし。
休みたいor辞めたいと言った後に気まずい空気になるの嫌だな…とか、辞めるとしたら転職か…面倒だな…とか、今の人間関係より悪いところで働くことになっても嫌だな…とか、先のことばかり変に考えてしまい、どうしても臆病な気持ちが勝ってずっと何も言えずにいました。
何も言えずにいたというか、自己犠牲にすることが、先のことを考え悩まなくていいから楽だったのかなという気もします。
要は思考停止・現実逃避。
こうして、自分のために勇気をちょっと振り絞ることさえできなかったわたし。
自己保身って、簡単そうで難しい。
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今年の3月末、友人の結婚式があった。
二次会で同じテーブルになった友人が「辞めたいって言っちゃった。そしたらもう、”言っちゃったしな!”という気持ちで踏ん切りがついた」というようなことを話してくれました。
そっか、とりあえず「休みたい」と言うだけ言うのもありだよな
いきなり「辞める」ではなく「休む」なら後ろ盾もあるしね
…と、私は急に思考が変わって翌週に上司陣に言うことができたのです。
あのときあの話をしてくれた友人に感謝。背中を押してくれてありがとう。
もしそんな話をしていなかったら、今も悶々としながら何も言えない状態が続いていたかもしれない。
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それでも先のことは考えてしまうわたしでしたので、
①現在進行中の仕事はやり切ってから休む
→引継ぎが最小限になる。
周りも心の準備・体制の見直しができる。
②上司陣と対面で話す機会を何度か設ける
→何が辛かったか(問題提起)、復帰後どうしたいか、などを
伝えることができる。
というように作戦を立てて、自分の不安や気になるポイントをなるべくつぶすようにしました。
せっかく休みをもらっても、脳内が仕事を気にしてたら休まらないから。
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…とまあこんな感じで、
ようやく、もうすぐ、お休み期間に入ることになります。
しっかりご自愛するんだよ、わたし!
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いただいたサポートは自分を幸せにすることに使わせていただきます。私の幸せが誰かの幸せにつながるといいなと思ってnote書きます。