コロナ禍のいつもの私12 日記

8月28日（土）
君が蝶を捕った
ああ君は猫だったね
と思い出す

8月29（日）
Kindleでまだ目次しか
スワイプしていないのに
「サンプルをお楽しみいただけましたか」
とふいに
シャッターが下りる。
それがダブルで続いたので笑うしかない

8月30（月）
眠れずにYouTubeをウダウダと見る
つまらない事で怒り出したのはそっち
先に寝るなよ
呑気な寝息に腹が立つ

8月31日（火）
Amazonから
楽しみに待っていた荷物が届く
箱を開けた瞬間
素早く猫が飛び込んだ。
手を出そうものなら爪が飛んできて
私の手も、買ったものもズタズタだ。
しょうがない
猫が飽きるまで
あと少し待ちますか。
猫を飼って良かったこと
その１
気が長くなった

9月1日（水）
さっきから優しげな眉毛で
私を見る君は
雪の積もった蒼い夕暮れ
温かなストーブに照らさせて
ココアを飲む幸せを思い出させる。

9月2日（木）
犬がウンチハイ
猛スピードで
駆ける翔ける
回る回る
倒されて引きずられないように
リードを操る私は
田んぼの畦道で
カウボーイになる

9月3日（金）
睡蓮鉢が暗いなあ
ひょっとして、、
覗くと
メダカが白くなって沈んでいた
人差し指で開けたお墓にそっと埋める。
ごめんね
よかれと思って綺麗に掃除し過ぎてしまった。