消えない線香花火はない

皆さんおはようございます、西くるみです。☀️

本日は夏の記憶についてお話したいと思います。

線香花火

 今日YouTubeで線香花火と検索した。綺麗で儚い線香花火はまるで叶うことのない去年の私の恋のようだった。

 去年の夏は同期の女の子と手持ち花火をした。

 ロウソクに火を灯し、「誕生日みたいだね。」と話した。笑いながらバースデーソングを歌った。「私たち、来年は恋人と花火してるのかな〜?」と話したのは線香花火が残り2.3本のときだった。

 目に見えていても、心の準備はできていても、いざその時がくると悲しくなることがある。

 当たり前だが、何にでも始まりがあれば終わりがやってくる。これは物事の決まりだ。

 受け止めるなんて嫌だ。でも受け止め、認め、繕わなければいけないことは山ほどある。

 "永遠"のないこの世界で生きる私たちを太陽は優しく微笑んで見てくれていいのにと想うことしかできなかった。

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