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寝る前のメモ。


なんとも言えない気持ちになったり、なにかを忘れたくなったりしたとき、仕事のことをあんまり考えたくないときや、思考をもう一巡させたいとき。

わたしには、走る、登る、つくるという3つの選択肢がある。(それでもだめなときは、航空券を買ってしまうのだけど。)


家の近所を走りながら思考を整理するというのは、大学生の頃からやっていたことだった。もともと長距離は得意だったし、走るのは嫌いじゃないので、30分ほどジョギングに出かける。夕日の時間帯だと空がきれいで、大抵の悩みはどこかにいってしまう。


近所の山に展望デッキができたので、半年に1回くらいのペースで登る。フォトグラファーさんが写真を撮っていることもあるのだけれど、ひとりの時は青谷明日香さんの「帰っておいで」をBGMに(口ずさみながら)、夕陽が山の向こうに沈んでゆく姿を見届ける。

明智光秀や石田梅岩、円山応挙も、この風景をみていたのだろうか。


それでもだめなときは、ほかのことに没頭する時間をつくる。絵を描いたり、ものづくりワークショップに参加したりしながら、手先のことだけに集中する。時間はそこそこかかるものもあるけれど、1〜2時間ほど別のなにかに没頭していると、終わる頃には脳がきちんと休まっている。

芸術への理解を深めたり、大切に使いたいものがひとつ増えたり。



割とせっかちな方なので「できていない」「終わっていない」ということがストレスになりやすい。ここからは明日やればいいや、と思えたら手を止められるんだけど、終わっていない状態のなにかを抱えているのがニガテで。

でも、その状態の繰り返しになると、時間の使い方的にはあんまり良くないのかもなぁ。

あんまり仕事に没頭していると(好きでやっている節もあるけれど)、日々のなかで「やりたい」「知りたい」と思うことを調べたり、学んだりする時間をきちんと確保できなくなってしまうので、べつのストレスを感じてしまうから。


いい塩梅でやっていこう。そう言えば、今年は梅干しをつくりたいと思っていたんだったっけ。梅シロップもつくりたいし、ちょっとここらでそういう時間をもとう。

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