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寝る前のメモ。


分野もテイストも違う本をそれぞれ、すこしずつ読み進めていく。わたしみたいにつまみ食いを好む人間にとっては、そういう読み方がちょうどいい。

‪どんなに科学が発展しても、テクノロジーが進んでも明日という未来を確実に知ることはできない。明日を手探りするときに、振り返れば間違いなく存在したものがある。変化が激しければ激しいほど昨日は明日への目印になる。
‪塩野米松著『失われた手仕事の思想』まえがきより。

まだ見ぬ明日について “こうなるだろう” という予測をたてることはできても、それはあくまで予測に過ぎない。これから起こるかもしれないことに対して悲観的にならず、かといって楽観的にもなりすぎず、いつも通りの温度を保って過ごすことが、いまのわたしにできることなので。

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今日実施したインタビューは、数日前にオンラインに切り替わった。その場に行って空気を感じられないことに少なからず不安はあったけれど、実際にやってみるとそれはそれで楽しかったし、「次に訪れる」という新たな楽しみもできた。(それでもやっぱり行きたかったけれど)

それにしても、今日はひさしぶりのインタビューだった。記憶上では、去年の夏ぶりくらいになるんじゃないかな。イベントレポートのようなものは昨年度も何度か書いていたけれど、やっぱり記事を書くのはインタビューのほうがおもしろい(当たり前か)。

話しながら、テンションがあがっていくのが自分でもわかったので、もう少し興味の幅を広げて、書く時間をつくって、インタビューからはじまる企画を考えてみたくなった。

残念ながら、しばらくは現場に行きたくても行けないので、いつか来るかもしれないその日へ向けて考えたり、勉強したりするのがいい。次に海外へ行くときは、どこかに寄稿する!というくらいの気持ちでもいいかもしれない。


現に、地元で「コミュニティ・ツーリズム」を進めていくうえで、感覚的に理解してやっていることを、もう一段階深めて取り組んでいきたいし、何よりもそのヒントを得たい。

ここでいう、「コミュニティ」は土地に帰属するものなので、現場に行かないと感じられないことが多い。裏を返せば、それが「その場所へ行く」という目的になる。いつか、国内外で出会った友人のもとをそんな風に訪れることができたなら、きっとそれは楽しいものになる。(もちろんわたしにとってだけれど。笑)


お互いのコミュニティを間借りし合える関係性の構築が、私たちの目指したいツーリズムのかたち。だからいまは、とにかく旅に出たくなっているのだと思う。

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