きょうのメモ。
記憶が新しいうちに、今日のところは書いてしまおう。街が発展していくことは良いことだと思うのだけど、これまで流れていたスローな時間がどんどん失われていくような気がしていて、まちに対して環境やアートの取り組みに関わる身としては、ぼんやりとした違和感だけが残る。おそらく、同じ回に参加していた何名かも同じことを感じていたと思う。
もちろん、新しい場所ができれば新しい人の流れが生まれ、それに付随して新しい取り組みもはじまるわけだから、それはそれで歓迎するべきだと思っている。これまで地域内で遊ぶ選択肢がなかった若い世代にとっても、いい変化だろうしね。現に、移住を考えるきっかけにもなっているかもしれないし、人口減少時代に人口が増える兆しがあることは喜ばしいはずで。
なんだけど、これまで手の届く範囲、顔が見える距離感で大切に育んできたこと、コミュニティができはじめ、もう一歩で手が届きそうだと感じていたことが、一気にはしごを外されてしまった感覚になっていて。期待と異なる方向へ開発が進んだと思う時点で、自分の価値観はマイノリティだったということも改めてわかる。
それは多分、把握しきれない動きが急速に増えていくなかで「知らない」ことが増えたという理由もあるだろうけど、何か特定の方面に突き詰めていくなかで、自身が知ろうとしてこなかったり、単純に接点がなかったからなのかな・・・とも思っていて。誰が悪いとか、何が正しいとかそういうことを言いたいわけではないんだけど、うまく言葉にできない。
とはいえ、新しいいろいろについて実際に体感してみると、また違った見え方や発見もあったので、まずはちゃんと知り直すことをするのがいい。テクノロジーやアートで、どう垣根を超えていけるかを私たちは考えないといけない。
コンヴィヴィアルな、「ともに生きる」社会をつくる上で大切にしたいことが、みんなにとってもそう感じてもらえるとすれば、自然と流れはそうなっていくと思うから。
なんとなく違和感は残るものの、そもそも自分がつくった街じゃないし、そういう視点から語り続けることも建設的じゃない。それに、こんな話ばかりをしていたら、やっぱり政治の内側に入ってしまうだろうし、それはあまり望ましいことではなくて。どちらかといえば、外から一緒にがんばる仲間でいたい。
巡り巡って考えてみると、「どうすれば目の前にいる人を動かせるのか」という割とシンプルな問いでいいのかもしれないな。マスの動きが盛んになってきたからこそ、ここでチャレンジすることで広く伝わる可能性があるかもしれないし、そこにリーチできたら普通に嬉しいもんね。
今に集中して取り組んでいけば、必ず突破口は見つかる。ということで、今週も大河ドラマの時間です。最近はずっと、大河ドラマと朝ドラに救われてるな〜
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