きょうのメモ。
このラインをどう超えていくか、ということを最近は考えているように思う。
わたしの仕事はどちらかといえば公共性が高く(行政の方との協働事業が多いので)、ソーシャルビジネスといえばそのカテゴリーに入るのだけど、実態としてはやっていることがが見えづらい。
それを見えるかたちの事業にしよう! と安易に物販をはじめるのは違うし、物販をするならもう少し方法を考えていかないといけないけれど、ものにあふれたこの時代にわざわざ手に取ってもらえるものをつくりたいし、それを地元の方々とつくっていきたい。
誰よりも、この地域で生まれ育った子どもたちのために。
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きょうは、移住希望の方をご案内してきました。
地域の案内の仕方について今一度考えてみると、移住を考えはじめた方にとって、はじめからハードルを上げてしまうのは得策ではないように思う。だからまずは「楽しかった」と思い出してもらえる時間をつくることが大切だと思っていて。
いなか暮らしには、楽しいことだけでなく、守ってもらったり、乗り越えてもらわないといけないいくつかのことがあるのだけれど、どの段階でどのハードルをクリアしてもらうかは、もう少しステップを切り分けてもいいのではないかと思う。
もちろん、いいところだけを語るようなことはしないけどね。夏の間、休みのたびに草を刈っている両親を見ると、のんびりスローライフなんて夢のまた夢だよなぁなんて思うわけだし。
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じゃあ、何がそんなに魅力的なのかというと、「じぶんの暮らすまちに関われる」という余白なんだと思う。もちろん、景観や都市部との距離が今のわたしにとってはしっくりきているということもあるけれど。
積極的に地域と関わることを求めて来られる方ばかりではないけれど、わたしはそれがたのしいと思うからここにいるような気がして。
今日も仕事おわりに、地元でカフェをしているご夫婦の元を訪ねてきた。お願いしていたマガジンラックを迎えにいくという目的と、これからはじまるプロジェクトの関わりしろについてお伺いしたいという目的で。
気がついた頃には長針が2週半もまわっていたけれど、まちの人たちとのこういう雑談の時間がとにかく好きで。いろんな方と話すことで、じぶんができそうなことが見つかるし、あとはそれが実現できるように整えていけたらと思う。
なかなかビジネス的な手腕を求められると厳しいのだけれど(甘えはないけどね)、今はとにかく手足を動かすことで、見えてくるものがあるんじゃないかと思っていて。
わたしをこの場所に留めてくれるのは、この土地の人たちがもつ吸引力なんだと思うな。
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それでも「ビジネス」の領域へ足を踏み入れたいと思うのは、それを通してアプローチしていきたい部分があるから。先は長いけれど、道のりはたのしい。
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