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Hello World! 「港」のようなひとびとと、手漕ぎボートのわたし。|丹後国見聞録 vol.02


2016.5.29

カーテン越しの太陽があまりにも眩しすぎて、目覚めてしまった朝。

▲田んぼに反転する山々と、京都丹後鉄道(通称:たんてつ)の走る音。

というわけで、2日目はmixひとびとtango(通称:ミクタン)!

"とくべつなふつう"っていう表現が好きです。


▲前日のこと


▲ここでなら、何をして暮らすんやろう


「今流行りのクロワッサンたいやき!」なんていう町内会のアナウンスを聞きながら、朝ごはん。

「あれ、流行ったのってもう少し前じゃなかったっけ?」なんて思ったけど。

きっとこれは丹後時間。



この日は網野町へ。暮らしのリノベーション bluetoさん達によるクラビラキにお邪魔しました。(代表は吉岡さん)

▲bluetoさんたちの事務所(HPよりお借りしました)


ちょいと、ちょいと!かっこよすぎやしませんか、って。

肝心の蔵はですね、お話に夢中でして。(嬉しいことに亀人にも出会ってしまいまして)

▲ステキな空間にステキな作品たちが!

組み立てて紐で結んで完成するOUTDOOR TRAYが粋でした。(写真はHPよりお借りしました)

▲買ったものをこんなにすぐに使う人をはじめて見ました(笑)


ちなみに、bluetoさんから徒歩2分先には日本海。


手前にはひろ〜い芝生もあって、体も動かせちゃいます。(ここは養生中)


だだっ広い空間でゴロゴロするだけで楽しい。

寝転んでいるだけで、話しているだけで、本当に十分。

贅沢な時間のすごし方だと思っています。


イギリスでもよくピクニックをしました。

太陽の貴重な国だからかな。


また訪れたいな〜と思うのは、魅力的な空間を創り出す「人」なんですよね。あんまりお話はできていないのですが、嗅覚かもしれません。

人に会う、人と話すことをしてきた1年だから。


▲お昼ご飯のねこまんま(ちょっぴり贅沢なやつ)


***


そして、西舞鶴へ移動します。目的はコチラ

「まちを楽しむ」チームKOKINによるチャレンジショップFLAT+のオープニングパーティー。西舞鶴にある平野屋商店街に新しくできた、日替わり店長のチャレンジ cafe & bar 。

まちなかにふらっと立ち寄れる cafe がほしい!夢にチャレンジできるお店がほしい!という声を形にすべく、商店街の空き店舗をリノベーションして生まれました。(チラシより引用)


素直に「いいな」と思ってしまう。チャレンジできる場、失敗のできる場、みんなで創っていける場。


その後、まちに愛されるかどうかはシンプルな話だと思っていて。


35年以上続く亀岡駅前の「はっとり」というお店にいたから余計かな。

食の場合は「おいしいかどうか」と「食から何が伝わるか」。


未完成な部分はみんなで作っていけるといいな。

小さなファンがたくさん増えるといいな。


KOKIN代表の大滝さんの取材は別の日にさせていただきましたので、またアップしたらお知らせいたします。

めちゃめちゃマメで、おもしろい方でした。


***


夜のお話。

暑い想いが目の前を交差していて。

手に力が入っているなぁ、と思いながら聞いていて。

好きだから、本気だから。

憶測やけどね。


好きでやっているはずなのに、好きでやっているはずだから、不安になるのかもしれない。前に進んでいるのかも曖昧で。価値があると信じているのに、隣の芝生がどうしても青く見えてしまう。


生み出す大変さをわかっているからこそ。

一筋縄ではいかないことだらけだからこそ。


まずは、自分がちゃんと信じないと。仲間がいるなら信じてあげないと。

諸々一周したら、これから先もこうやって「飲めたらいい」って自分も言えるのかな。


***


「なんで今の働き方を選択したの?」

一応フツーに就活はしていたんですけどね、、うん。

「ここじゃなくてもいいと思ってるよね?」なんて言われると「どこやったらいいんやろう?」って自分自身に対して問いかけてしまい。

結論的に言うと、たまたま拾ってもらったのよね。

やりたいこともしながら働ける方法を探していて。そこに繋がることがしたくて。大企業で働くことを考えた時のメリット・デメリットを考えて、当時の自分にはデメリットの方が多かったのかもしれないね。リサーチ不足もあったかもしれないけど。

ただ、大企業出身の方がたくさん周りにおられるので、そっちで学びながらやったほうが早いんじゃないか、とか。

あとは、とにかく早く修行したかったのかもしれない。勝手に吸収するからほりこんでくれ、と。

お金よりも学びを優先した。

院に行きながら働いていると言い聞かしてみた(笑)

(だからこそ、お金を生み出さないといけないのですが)


「海外の何が楽しいの?」

何が楽しいんだろう。文化も価値観も景色も空気も何もかもが違う。違いを知るのが楽しいのかも。

暮らしを想像するのが楽しい。知らない人と話してみるのが楽しい。

これらのことは日本にいても変わらないのかもしれないけれど、背景の全く違う人が何を考えているのかが知りたくなる。

変態なのかもしれないね。


いろんな感覚を習得したいのかもしれない。

固定観念を無くしたかった。

外から見える「日本」を知りたかった。

外の世界はヒントになる要素が、日本にいるよりもたくさん得られる気がして。


***


個人がメディアになりうる時代。

発信ツールはなんでもあるので。


発信するのは少し怖いんやけど、怖いもの見たさというか、その先の世界が見て見たい。

何がどうつながろうと、そうでなかろうと、届けたいことを「届けたい誰か」に1人でも届けられたらいいと思っていて。

だからって今のままでいいわけじゃない。でも目先の利益よりは、遠くを見ていたいかな。

キレイごとはいくらでも言えるんやけど(笑)


あとは自分のためにもしっかりログを取っておきたくて。

「時間」を丁寧にアーカイブしていくというか。


そんなところ。

(つづく)



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