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寝る前のメモ。


ノウハウなんて語れるものはないけれど、地元で5年間やってきたことがきちんと価値になってきたのだと思う。

いわば、このまちで「ひと・もの・かね・じょうほう」がヘルシーに巡るエコシステムをつくりたいと思って取り組んできたのだけど、正しいロジックだけではどうにもならないことがたくさんあることがわかったし、わざわざ遠回りをしてコミュニケーションをとることも、一度や二度のことではなかった。(幸いにも、山崎亮さんの『コミュニティデザイン』を読んでいたので、課題に対して「教科書通りだ」と思えたことは心強かったな)

離れた地元に対して「こうすればいいのに」と簡単そうに言う人もたくさんいたし、そのたびに「そんなこととっくにわかってるわ」と反論したくなることも正直たくさんあった。でも、だれかを説得できるだけの実績がないまま吠えたとて、わたしのことばは届かないからと、喉元まで出てきたことばを何度も飲み込んだ。(それはいまでももどかしいところだけど、それもひとつの声として拾っていくのがいいのではないかと最近は思えるようになった)


そしていま、ようやくスタート地点に立てたんだと思う。

ほんとうにわたしがやりたくて、このまちに必要だと思っているところに手が届くようになってきた。ひとりじゃできなかったことも、いっしょにできる仲間が見つかって、足りていないピースを埋めてくれる人とも新たに出会えるようになってきた。

具体的なスキルを持ち合わせていないわたしは、あくまで枠組みをつくるための手足になることしかできないのだけれど、わたしがやってきたことに価値があったかどうかは、関わってくれた人がきっとジャッジしてくれるから。

そこに対してまっすぐ向き合ってきたことだけは、自信をもっていいんだと思う。これから始まるプロジェクトや数年後の体制づくりについて、今日はたくさん打ち合わせをハシゴしたのだけれど、関わってくださる方々のことばを聴いて、背中を押してもらえた気持ちになりました。


日々のちいさなつみかさねを、大事にしていきたいな。

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