あなたはどうしたい?
最近、彼女と
「毎日本を読む時間をとりたいね」と話しています。
小田桐あさぎさんの最新著書「女子コミュ」がついに全国で販売開始されました。
第一章で
「あなたはどうしたいの?」って、
親や周囲から聞かれてこなかったから、
考えてきていない。
だけど、「私はこうしたい」という気持ちはとても大事だよと書いてありました。
昨日の投稿で、
失恋した恋人を忘れるために、カナダに行ったと書きました。
私がカナダで1番聞かれたことは
「What do you want to do?(あなたはどうしたいの?)」でした。
例えば、シアトルに行きたい!と思った時、
カナダからアメリカに入国するので
ESTAというVISAを事前に取得する必要がりました。
それを知らなかった私です。
シアトル行きのバス乗り場で、
私は乗ることができませんでした。
何も言えなかった私に、運転手さんが聞きました。
「What do you want to do?(あなたはどうしたいの?)」
私は
「I want to go to Seattle.(シアトルに行きたい)」と答えました。
運転手さんは、にっこり笑って、
「ツアー会社に電話して、それを伝えるんだ」と言いました。
ツアー会社に電話して、
バスに乗れなかったんです、と伝えたら
またしても
「What do you want to do?」と聞かれました。
私は心の中で、
「バスに乗れなかったと伝えたら、
どうしたらいいのかを教えてくれたらいいのに。
日本だったら、先回りして案内してくれるのに」
と思いました。
「明日、シアトルに行きたいです」と伝えたら明るい声で、「OK!」と言ってくれました。
あの時の電話越しの明るい声が、今も耳に残っています。
「私はこうしたいと思っています」と伝える時、あの女性の声を思い出して
「きっと大丈夫、伝えてみよう」と鼓舞しています。
カナダでは、ホテルでも、飲食店でも、書店でも、「あなたはどうしたいの?」とよく聞かれました。
そして、「君次第だよ」も、よく言われました。
思い返せば、私が彼女と喧嘩するとき、
「私はこうしたいと思ってる。あなたは?」
このやりとりがなくて、
「どうせ◯◯だよね」と決めつけたり、
相手の気持ちを勝手に憶測するときです。
逆に、
「私、こうしたいんだよね。どう思う?」と聞いたら
ほぼ100%、「いーよー!」と言ってくれます。
人の悩みは「人間関係」
我が子に伝えたいことが、この一冊に詰まっているなって思いました。
私も実践します!!
小田桐あさぎ著「女子コミュ」
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第1章 なぜ私たちの人間関係はこじれるの?
第2章 我慢と犠牲は、やめたほうがうまくいく
第3章 願いを叶えるコミュ力6つのレッスン
第4章 嫌な人が勝手にいなくなる極意
第5章 ケース別のお悩み解決策
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