筋トレで免疫力は上がる?下がる?
健康の為に筋トレなどの運動をする人は最近増えていると思います。
しかし勘違いした知識で筋トレやストレッチ、運動、食生活をすると健康ではなく不健康になってしまう可能性もあります。
今回は筋トレと免疫力について解説しますので、ぜひ最後まで購読いいただければ嬉しいです!
筋トレは免疫力を上げるのか?
結論、筋トレは免疫力を上げる事も、下げる事もあります。
筋トレは適度に行えば免疫力を高め、健康的な体作りをしてくれます。
しかし、ハードトレーニングをするとグルタミンの影響により免疫力を下げてしまいます。
筋トレとグルタミン
グルタミンとは非必須アミノ酸の一種であり、グルタミン酸の前駆体。
【グルタミンの働き】
①免疫細胞の材料
②タンパク質合成に関与
③小腸粘膜のエネルギー源
④強ストレス(ハードトレーニング)の際のエネルギー源
筋トレをハードに行う事で体では強ストレスと認識されます。
体に強ストレスが存在する場合、グルタミンはエネルギーとして利用されます。
グルタミンは通常、好中球やリンパ球、マクロファージなどの免疫細胞の材料となるので、エネルギーとしてグルタミンが使われる事で免疫細胞を作る材料が減少してしまいます。
その結果、免疫機能が低下してしまい風邪や病気にかかりやすくなってしまいます。
グルタミンはストレスが存在する際、必須アミノ酸となる事から「条件下必須アミノ酸」と呼ばれています。
グルタミンの摂取基準
グルタミンは通常、小腸粘膜のエネルギーとして利用される為、トレーニング後の摂取は最低でも5g以上は必要となります。
実際にボディビルダーはハードトレーニングが多い事からEAAやプロテインと別にグルタミンを摂取し免疫力が落ちないようにするケースが多いです。
筋トレ上級者の方でグルタミンを摂っていない方はこの機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。
筋トレは方法を間違えるとケガや病気のリスクもあります。
しっかりと知識を付けつつ筋トレに取り組みましょう!
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