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北海道旅行の記録 3日目

昨晩はよく眠れた!
なぜなら母が父の口にテープを貼らせたらしい笑
おかげでいびきが聞こえなかった(のか、私が疲労で熟睡できて聞こえなかったのか…)。

そしてこの日の計画は私任せの1日
といってもざっくり行きたいスポットをリストアップしていただけなのだけど。

まずホテルの朝食をお腹いっぱい食べ、向かったのは北海道大学
敷地が大きく自然豊かで、札幌駅から歩いて行けるほどの近さのため、行ってみた。
近いのだけれど、私たちが普段歩いている道とは異なり、地面は雪。
歩くだけで体力が持っていかれたし、前日1日歩いただけで脚全体が筋肉痛になっていた。

正門を通り、入ってすぐ左手にあるのが、売店兼案内所のような建物。
どんなものが売っているんだろうと見てみると、よくある大学のグッズはもちろん、”観光客向け”な商品がちらほら。
一番目立つところにはなんと、私の大好きなルピシアの紅茶が!しかも北海道大学限定の商品らしい…すごい…。
そもそも大学なのにも関わらず、誰でも入れるし、観光名所化しているのがすごい。
うちの大学とは全然違う…本当に同じ大学か…(小声)

ここでマップをもらって、とりあえず敷地の奥まで進んでみた。
だんだん学生さんらしき人や先生らしき人が増えてきて、「ここで日常を送っている人がいるのに、”観光”して良いのだろうか?」「学生さんはこんなに見知らぬ人が歩いていて居心地が悪くないだろうか?」と考えてしまった。
ずーっと進むと並木道が見えてきた。

木の背が高くて壮観

新宿御苑の並木道やうちの近所の銀杏並木もなかなかだと思っているけど、雪の並木道は初めて見た。すーっと吸い込まれそう。

どのくらい広いんだろうと思いしばらく敷地内を歩いてみた。すると、走っている人が結構いる。「授業に間に合わない…!」っていう学生じゃなくて、普通の人。走りに来ている人。もちろん上着は着てなくて薄着だし、よく滑らないなと思った。近所じゃあり得ない、おもしろい。

しばらくすると、母が「クラークを見たい」というので折り返して戻った。
またずーっと歩いていると、横を通り過ぎていった学生さんが私の前に来た時、つるんと転んだ。
「あはは、転んじゃった大丈夫かな」と他人事で見ていると、次の瞬間派手に転んだ笑
まさに「尻餅をついた」のお手本とも言えるような転倒だった。

受身を取った時にプチ内出血になった手をなでながら歩いていると、やっとクラーク像の場所に着いた。

寒そう

「え?」

と母が言った。
うん、私はなんとなく、薄々気づいてはいたんだけど、もしかして、と思い母に尋ねた。

「もしかして、これだと思った?」

これ

「うん。」と母。
やっぱり笑 違うよ笑

この指をさしている像は違う場所にあるやつらしいよ、と教えてあげた。

めっちゃおもしろい。
胸像を目にした瞬間「ちっさ」「本当にこれかよ」みたいな雰囲気が滲み出てた。

そして1番の目的地である北大マルシェへ!

大学にこんなお店があるなんてすごい
地素材のものがたくさん
絶対においしい焼き菓子
これも絶対においしい乳製品
ミルク味と塩キャラメル味のジェラートをいただいた

凍えながらジェラートを食べると、北海道大学を出て次の目的地へ。

じゃーん!六花亭

ホテルの前にあった

ここは絶対に来たかった。無類の甘いもの好きだから。
甘いものだけで栄養が取れるのであれば一生、三食、甘いもので良いと思っている。

入ると”あの”花柄ののれんが!
六花亭オールスターズ

1階がお店で、2階が喫茶室なのだけど、喫茶室は次の日に行くことにして、この日はお菓子を買って帰った。
軽く感銘を受けた点が、お菓子がバラ売りされている点。

一つ一つのお菓子とパッケージのデザインが芸術的で美しい
六花亭は感性の高い企業とみた
お気に入りのパッケージデザイン

なんてかわいらしい…バラ売りだなんて商売上手…
極めつきはこれ。

カラバリの豊富さよ

クッションカバー笑
かわいいんだけど笑

実はこれ2階の喫茶室の椅子に置かれているもので、それをグッズとして販売しているらしい。素敵。
他にもポストカードやエプロン、ペン、メモ帳などがあった。
私はふきのとうのイラストのポストカードを購入。
「マルセイバターサンド」のパッケージのマフラータオルもあったけど、ぐっと我慢した。

六花亭を出て次の目的地である雑貨屋さんへ。
初めての路面電車に乗って数駅うとうとしながら移動。
電車を降りて地図を頼りに、到着。

え?どこ?


と思ったら、閉店!!!していた!!!
ショック。
一人なら、まあこういうこともあるかとまたぼーっと歩き始めるのだけれど、両親も一緒のため、閉店の雑貨屋に連れてきたのが申し訳なくて落ち込んだ。よく調べればよかった…。

気を取り直してお昼ご飯へ!
二条市場の海鮮丼を食べに行くことに。
向かう途中こんなものが

雪かきはしてなかったけどこれは絶対に雪かきの重機

すごいな、本当にたくさん雪が降るんだな、それに備える体勢ができているんだな、と初めての光景に驚く。

じゃーん!!海鮮丼!

一番コスパが良さそうなのにした

父は私と食の好みが似ているのでこれにウニが載ったやつ。
母はウニしか載ってないやつ。
ウニしか載っていないのは5000円ちょっとしてたけど、母がそれを堂々と食べてた。いつもは絶対に昼にそんな贅沢品だなんてと躊躇するだろうに。本当にウニが好きなんだな、と横で見ていた。
やっぱり北海道で食べても海鮮はそこそこ高級なんだなと思ったけど、びっくりするくらい愛想のいい店員のおじさんが「お口に合いました?」と笑顔で聞いてきて、100点だった。(えーん、おいしいに決まってますよ、最高。)
おじさん、一人でホールやってた。大変そうだった。おじさんありがとう、幸せでいてね。

ご飯を食べると、次は時計台へ。
ようやく観光らしい観光に。振り返ってみたら4日間ほぼ食べてしかなかった。

夏はまた表情が違うんだろうな
時計台の中
ここにもクラークさん
ディズニーリゾートのウォルト・ディズニーくらいいる

時計台って中入れるんだ!と思った。かつて札幌農学校の中にあったっぽい。すごいな、こんなに風景は変わっちゃったんだ。

ホテルに戻り、休むことに。
慣れない雪道を歩いて疲れてしまい、1時間くらい寝てしまった。すごい贅沢な時間の使い方だな。

夕飯の時間になったので、父が予約していたジビエのフレンチ店へ行くことに。
ホテルから10分くらい?眠気を覚ましながら歩いた。

古いビルの2階におしゃれな扉が。開けると中はもっとおしゃれだった。
ショーケースには絞められた鳩が2羽と、鴨が1羽。悲しかった。
2日目のnoteでも書いたけど、私はあまりお肉が好きではない。
胸焼けがするし、肉食について考えすぎるからだ。
でも出されたら食べることにしている。わがままだけど、それが社会で生きることだから、とりあえず今はそうしている。

パンと豚
鹿
これはホタテとサーモン!(海鮮は好き)
鹿
真鴨

とてもおいしかったけど、一人だったら絶対に来ていないと思う。
貴重な経験をさせていただいた。ごちそうさまでした。

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