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災害時の避難生活を安心・快適に。

「いつでも、どこでも、だれにでも。いますぐ使える、ファスト・プロダクツ。」をコンセプトに誕生した「hacodé(ハコデ)」

そのうちの1つであるダンボール製間仕切り「ハコデルーム」はどのような経緯で誕生したのか。そして、実際にどう活用されているのか。佐賀県武雄市の事例を通して詳しくご紹介します。

従来の間仕切りにある、いくつもの課題

2019年8月に豪雨災害に見舞われた佐賀県武雄市(防災・減災課)では、避難所の防災備蓄品について検討を重ねていました。その最中に発令された
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、万が一この状況で災害が発生した場合、避難所における「飛沫感染防止策」「プライバシー確保の対策」を取らなければ、避難を躊躇してしまう住民も出てくるのではとの懸念の声が挙がりました。
というのも、従来の避難所の間仕切りの高さではプライベートな空間を守ることができず、感染対策の観点からも安心が担保されているとは言い難い状態でした。

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1世帯あたりのスペースとして確保できるのは2平方メートル。避難所生活という不安な環境下で、いかに安心して過ごしていただくかが喫緊の課題でした。

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ちょうどその頃、株式会社サガシキの開発した「ハコデシリーズ」が武雄市担当者の目に留まり、「コロナ対策にも有効な防災備蓄品を開発できないか」とのご相談を受けました。
こうして武雄市とサガシキの共同開発という形で誕生したのが、間仕切りの高さをアップし、従来の倍の広さである4平方メートルを確保した「ハコデルーム」です。

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大抵の大人が立っても十分に隠れる程度の高さを確保し、専用扉をつけることで、「間仕切り」を「個室の壁」へと進化させました。


実際の避難所での設置の様子🔽

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また、複数のハコデルームセットを組み合わせることで「拡張=部屋を大きく」することも可能なことから、家族単位で避難する場合にも対応出来ます。

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さらに「ハコデルーム」と「ハコデベッド」、「ハコデデスク(チェア付き)」を併用することで、さらに快適な個室空間を確保することが出来ます。

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組み立て時は工具が不要で、誰でも簡単に設置できること、コンパクトに収納できて必要なときに必要な分だけ組み立てられること。こういった点も、避難所利用において大きなメリットとなりました。

今後も現場の声に耳を傾け、防災グッズの開発・製造・販売を通じた地域貢献活動にも積極的に取り組んで行きたいと思います。

※9月3日に株式会社サガシキは佐賀県武雄市と災害時応援協定を締結しました。この協定は、災害時に株式会社サガシキが武雄市からの要請に応じて、必要な物資の供給を行うことにより、避難生活の安定を図ることを目的とした協定です。

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