パラレルキャリアで見つかる新しい自分の価値　vol,03

一番大事なのは「継続すること」

世の中にはたくさんのすごい人がいますよね。

でも、その人ってもしかしたらその分野で一番才能があった人ではないのかもしれません。

その分野ですごい人というのは、結局大きく評価されるまでやり続けた人。
もしも途中でやめてしまったら、たとえどんなに才能があっても、そこまで。そのくらい、続けるのは難しいことなんだと思います。まあ、もちろんやり続けても結果がずっと出ない人だっていますが、少なくともやめた時点で可能性はなくなります。

だからこそ、「自分なりに継続可能な」形を設計することは、とても大事なこと。ましてや、子供がいたらなおさらです。

家族がいて活動するための設計

子供がいるということは、思った以上に大変なこと。空き時間に〜なんて言っても、できる人、できない人当然いると思います。子供の性格にもよるし、１人なのか、２人なのかにもよります。パートナーがどういうタイプなのかにも当然大きく左右されます。

近くに祖父母がいるから子供を多少預けても大丈夫という人もいれば、働いているからあまり頼れないという人、遠方に住んでいるから簡単には頼れないという人もいる。
パートナーが自営業だから時間の融通が効く人もいれば、仕事が忙しいから基本的にはいつもいないようなものだという人もいる。

環境はそれぞれ違うと思います。

「それぞれの条件の中で、どこまでなら自分のやりたいことに時間を費やせるのか」

その基準をある程度自分の中に持って動くことが、すごく大切になってくると思います。
小さな子供はとても手がかかるので、子供がいなかった時のように、時間を自由に使うことはできないのですから。

でも、子育てはいつかは「落ち着く日」が来るもの。

何人産むのか。何歳差なのか。それぞれの希望や環境にもよりますが、その日のために「小さく何かをスタートしておく」ことは、将来の自分の選択肢を増やすことでもあると思います。

オンラインサロンを活用する

私は継続することを目標にする上で、いくつか意識的に実践していることがあります。

その一つが自分が置かれている環境作り。 
「自分がこれなら続けられるな」というペースで動ける範囲で、「自分の伸ばしたい分野で自分よりもレベルの高い人の中に」身を置くことです。

ママだとついママだけで集まってしまいがち。
確かに「育児って大変だよね」という共感が得られる場所は居心地がいいですが、ついその「免罪符のような言い訳」で自分の成長をおろそかにしてしまうことってあると思います。

自分一人で頑張ることを継続するのって、すごく難しいことです。ましてや子供がいて日々忙しいのですから、自分のことはつい後回しにしがち。そんな中でも意識を高く持ち続けるには、「自分以外の頑張っている人」の姿を身近に感じることなのかな、と思います。

目標が高いのはいいことですが、あまりにもレベルがかけ離れた人を目標にしても、単なる「すごい人」なだけで「自分がなれる」というイメージが沸かないので、まずはそういう場所を探すことが大事だと思います。
目標は段階的に上げていけばいいのですから。

去年の終わり頃から参加させていただいているこちらのサロンは、パラレルキャリアを自分でしている、または興味がある人が入る月額制のサロン。

主催の 村上あゆ美さんと浜本晴菜さんは自分たちなりのパラレルキャリアを実践しながら、オンラインサロンを運営されています。

メインコンテンツは、「今週の目標を立てる」「それを振り返る」というスレッド。

これが本当に地に足がついていて、いいなあと思っています。

サロンには、様々な分野で活躍されていたりする方や、もちろんこれから頑張っていこう！という方、本当に住んでいる地域から職種まで全く違う人が集まっています。
でも、みんな「パラレルキャリア」を自分なりに実現している、またはしようとしている「目的」のために集まって、ゆるやかなつながりを作っています。
しかも、月額５００円。

まずパラレルキャリアを目指す人は、ここに入ってみるといいと思います。

もちろん参加しただけでは何も変わりませんが、できる範囲でも自主的に自分で考えて動けるタイプにはぴったり。実際私もこちらに参加して活動していて、主催のお二人やメンバーから目標にコメントをもらったり、「こんな風にしてみたらどうかな」とアドバイスをもらったり、逆に「こういうのはどうですか」と交流してみたりすることで自然と道が見えてくるんです。

また、人の目標を見るというのも、なかなか刺激になります。

レベルの高い中に自分を置くと、周りに刺激されていつの間にか自分もレベルアップしているものなんですよね（もちろんその中で動くという前提がありますが）。

今は実際に足を運んで参加する必要って必ずしもなくて、オンラインでもある程度そういった活動は完結させることができるんです。

もうすっかり私の中では当たり前のことになっちゃいましたが、

「え、そうなの？」

と感じる方もまだまだ多いはず。

リアルで集まることもたまにはありますが、基本的には Facebookのグループ内のスレッドでやり取りをしています。だから、子育て中のママも、スマホだけで参加することができるんです。
すごい時代ですよね。

それぞれが、それぞれのペースで。続けられる環境をまずは無理なく用意しながら、小さくスタートして、段階的にまた環境を変えていく。

これこそが、まさに育児中のママの「継続可能な」スタイルだと思います。

vol,04に続く→