パラレルキャリアで見つかる新しい自分の価値 vol,09
自分に合う努力の方法
自分に合う努力の方法って、考えたことありますか?
私もいろんな人を見てきて、
「努力の方法って人によって合う、合わないあるんだな」
と言うことを強く感じることがあります。
もちろん私にも合う努力の方法と合わない努力、あります。
私は結構コツコツ継続すること自体は負担にならないのですが、
「家庭とのバランスが崩れるとダメ」
「どこかに属しているなら、中途半端に関わるのは嫌」
「一気にやるよりは、やるべきことを見つけてひたすらやり続ける」
「睡眠不足はだめ」
「好きなことに関しては極めたい」
という傾向があります。↑の条件がOKなら、周りが「よくそんなにできるね」と言うことでもひたすらやり続けることができるタイプです。
コツコツやることが好き、というよりは、何かやってないとダメなタイプなのでいつでもできることを探しています。
対してパートナーは
「コツコツは苦手で、一気に進めないとだめ」
「睡眠不足になっても結構大丈夫」
「自分の好むバランスでないと、あれこれ理由をつけてうまいこと逃げちゃう」
「割となんでもそれなりにやるしできるけど、基本的には向上的でない」
と言う真逆のタイプ。
まあ実はパートナーの方がなんでもできて、人間関係もはるかに上手なのですが、基本的には向上的じゃないのであまり極めるみたいなのは好きじゃないタイプです。
自分の継続努力できる型にはめる方法を知る
努力の仕方の自己分析って、実はあまり一般的には語られないことだと思うんですが、実はすごく大切なことだと思うんですよね。
「自分の継続努力できる型にはめる方法を知る」
ことって、それができたらほとんど成功したようなもの。
(好きだったり得意だったりする分野での話です)
ネットなどを見ていると、一点突破型が一番わかりやすいし魅力的に見えるのは事実ですが、これ真逆のタイプが真似しようと思ってもできなくて自己嫌悪するだけ。
逆にコツコツタイプの努力を一点突破型がやろうとしても、多分できない。
飽きちゃったりダレちゃったりで、続かないと思います。
好きなことをすることも大事だけど、自分が継続努力できる方法に落とし込んで行くことも、同じく大事なことなんですよね。
少なくとも、
「この形では今まで続いた試しがない」
と言うことは、もうその方法でできることはないと言うこと。
誰でも、今までうまくいってきたことと行かなかったことの両方あって、それには共通点があるはずなんですよね。
特に家庭がある人は自分だけの生活ではないので、それにも精査が必要ですが、(完全にバランスが変わるので、自分の傾向自体が全く変わることがある)自分の傾向を知っておくことってすごく大切なことだと思います。
そんな真逆のタイプの夫婦なので、人には合う、合わないがあるし、それって相手の真似をしようと思ってもそもそもタイプ違いだから求めるだけ無駄なんだよなあ、と常々感じます。
結構厄介なのが、自分と違う努力をしようと思って、結局続かず「自己嫌悪」してしまうこと。
まあ隣の芝が青く見えるのはいつでもそうなのですが、「合わない」というのは思った以上にどうにもできないこと。だから、自分に合う方法に自分で落とし込んでいく方向に向けた方がずっといい。
仕事もプライベートも、それぞれが合うバランスで
私は家のことで好きなことって結構あるので、生活にも時間をかけたいタイプなのですが、でもじゃあ仕事をしていない方がいいかというと、そうでもない。
やっぱり仕事をすることで得られる楽しさややりがいってあるので、仕事もできればしていたい。
多分それってみんなそうで、仕事:プライベートのバランスって好むバランスがそれぞれ違います。
また、仕事とプライベートはなるべく分けたほうがいい人と、仕事と生活が混ざってもOKな人、どちらもいると思います(どの程度なら混ざってもいいのかもそれぞれあると思います。)。
現代はインターネットがあり、情報伝達は以前よりずっと容易なので、正解を求める時代ではなく、テクノロジーを使って自分の合う形に落とし込んでいくことってもはや可能な時代だと思うんですよね。
テクノロジーで実現したことって、例えば、昔はなかったリモートという形で家から仕事に関わることができたり、ネットから会議に参加することができたり、フリーランスで仕事をする敷居も下がっています。また、マッチングサイトでシッターさんや家事代行を使うのも以前よりずっと簡単です。
また、SNSで様々な人と関わることができるようになったので、自分以外の人の考えに触れるのも以前よりずっとコストがかからないことになりました。
ベストっていうのはいつの時代もないと思うんですが、よりベターになることは以前よりずっと簡単に達成していける時代だと思います。
「より自分に合わせた「ベター」を探していくこと」
それが現代の幸せの形なんじゃないのかな。
もちろん自己実現は自分だけのことではなく、家族皆が実現していくことが大切。
自分の自己実現の中で、パートナーや子供たちの自己実現も目指していきたい。
「生活を成り立たせていく」ことよりもずっと難しく高次なことだし、対等な話し合いが何より大切だと思いますが、私はそれを自分の自己実現も含めてやっていきたい。
そもそもパートナーも、嫌な顔をしながら家で家事をされるよりは、自分ができることはサポートもするから、生き生きしていてほしいと思ってくれていますし、結婚当初の「もっと努力して家事をしてほしい」という夫から考えると、きっとやりたいことに邁進して楽しく世界を広げていく私の姿を見てもらうことで、少しづつそうやって変わってきたんだな、と思います。
vol,10に続く→
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