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息子からのコメントと家系図

今年の夏結婚式を挙げる30歳の息子。一人っ子です。クリスマスに彼と彼のフィアンセから聞いた話。
「俺たち子供作らないから」
と言う事は私は孫がゼロ。私の家系図は彼で止まる。

別に深く考える必要もないのですがここ数年ハマっている家系図のリサーチ。日本の戸籍などのようなものはなく、また戸籍とは違い、あらゆるところから情報を取り入れられるので宝探しをするかのように面白い。主に、私の先祖はヨーロッパの各地から今のアメリカ合衆国に来ているのでいつどの船で来たか、教会の出産・洗礼・葬式の記録などどんどん出てくるのが面白い。たまには何世紀も前の情報が出てくる。一番深く掘り出す事が出来たのはノルウエーの貴族(バイキング)の先祖。さすがに途中からはファーストネームの記録しかないが、紀元前まで遡る事が出来た。本当に楽しい。

例えば。
私の先祖はアイルランド、スコットランド、イギリス、ウエールズ、ノルウエー、デンマーク、スエーデン、ベルギー、オランダ、フランス、ドイツ、スイス、スパイン、イタリア、ポルトガル出身。中には結構面白い人もいる。有名人もいる。歴史の本に出てくる人もいる。なので、誰が何をしたかなど記録を読む事もできる。

歴史上これ以上の悪女はいないであろうと言われる人も私の先祖。
お城に住んでいた人。お城が何となく残っているところもあれば既に壊されたところもある。
肉屋もいればロビンフッドに出てくるような昔の警察官(保安官)もいる。
農夫もいれば王様の側室、彼の子供を産んだ女性もいる。

フランス人、ビアトリス
スコットランドのお城
イギリスの貴女、キャサリン
↑のキャサリンの家(家???)

確かに別にどうでもいい話。でも、今日の私が先祖代々のD N Aで出来上がった人と思えば色んな人の文化、宗教、国籍を混ぜて焼きいたパンのよう。そして宇宙に私と同じ人はいない。これがまた家系図のリサーチをするきっかけの一つ。

それを息子がプツンと切る。せっかく孫が産まれたら何と呼んでもらおうかと考えていたのに。最近アメリカでは自分をどう呼んでもらおうかと決めるのがばあば・じいじの間での流行り。息子にはそんな事言えない。時々、「あなたの先祖」と面白い話をメールで送る事もあるがまだ若いからか別にそこまで興味がないのが今の息子。

ま、いいか。趣味が一つ増えた事に感謝。


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