時間を作れと言われても限界はある
時間がほしい!!!
ただそれだけ。シンプルな願いである。
こういうことを言うと『時間は作るものだ』という勇んだ声が聞こえてきそうだけれど、そういう人は今すぐこのページを閉じてくださいね。きっと相容れることはないでしょう。
時間がほしいと思うのはいつものことなのだけど、わざわざ記事にしようと思ったきっかけは図書館から借りていた本の貸出延長手続きをしたからだ。
先々週、図書館から10冊の本を借りた。貸出の上限冊数まできっちり借りた。
そして先週の土曜日にそのうちの6冊を返却した。短編集やエッセイなど、比較的読むのに時間がかからないものだ。
そのためストーリーをじっくり味わいたいもの、好きな作家はゆっくり読みたいからまだ手をつけていない。
いまの図書館はとても便利で私が通っているところはネット上で本の貸出予約や予約が入っていない本であれば貸出期限の延長もできる。
貸出期限は2週間なので、今週の土曜日には返却予定となっている。図書館のHPにアクセスして利用者ID等で自分のページに入って、貸出期限をチェックしたら現在借りているうちの1冊が予約有りとなっていた。待っている人がいるため貸出延長ができないことがわかったので、他の本は貸出を延長して予約有りの本から読むことにした。
いやー、やっぱりこういうことがあるともっと時間がほしいと思ってしまう。
一日8時間労働で週5日はさすがに時間奪いすぎじゃない?
もともと8時間って働ける最大労働時間とか長くてこの時間、みたいな扱いだった気がするんだけども…。
なんか性別に関わらずやっぱり働きすぎだよなあ。
お給料はそのままでみんな16時ぐらいに仕事を終えるようにすれば余暇の時間も増えるし育児の時間も持てると思うんだよなあ
私の父は朝早く仕事に行く人だった。早朝の4時とか。それで帰ってくるのが午後。
だいたい16時か早いと14時とかに帰ってくる人で父親は朝食の場にはいないけど、夕食の場には必ずいる人だった。
母親が朝のうちに洗濯物とかを干したりして、父が帰ってきてそれを取りこんで畳む。そして夕食の準備をする。
だいたい18時~19時のあいだに母親が帰ってきてみんなでご飯。
後片付けも父が食器を洗ったりしてお風呂に入って夜の9時ぐらいに先に寝ちゃう。
そんな感じだった。
私個人としては父親が当たり前に家のことやっている家庭で育ったから、世の中の父親が家のことを全くしないというのは都市伝説かそういうネタなのだと中学生ぐらいまで割りと本気で思っていた。
いまは男性も家事や育児への参加が自然なこととなっているけれど(実際にそうしている人が多いとかの話ではなく世間の空気感という話ね)、当時はまだそういう空気は今よりもそこまで濃くなかったと思う。
そういうなかでめちゃくちゃナチュラルに家のことたくさんしてた父親はだいぶ前衛的な男だったんだな。あとたぶん単純に子煩悩だった。うちの父親はめちゃくちゃ自分の子供が好き。
休みの日も色々レジャーに連れて行ったし子供と話すのも楽しそうにしてた。日曜日とか母親のほうがゆっくり寝てて父親が家の掃除やご飯作ったりしてたしな…。
それでもやっぱり明確な時間があるかないかって重要だと思う。
若者の恋愛離れーとか言われるけれども、いやただでさえ忙しいんだから他人とじっくり関係深める時間ないじゃん…
手っ取り早く楽しめる趣味の方に走るのは明らかじゃん…
偉い人、この辺全然わかっている気がしないのだけど大丈夫か?
あー、時間がほしい。
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