飲んだ水が排尿されるまでの道のり
ヒトは水がないと3日しか生きられない。
健康のために、水は飲んだほうがいいよ。
よく聞く話。
水を飲んだら、それがそのままおしっこになるのか?
体のなかで水はどんな道をたどっているのか?
ちょっと気になったので調べてみました。
参考サイト(サントリーさん水大辞典)↓
こちらの記載によると、1日で体から失われていく水分はおおよそ2.3リットル。
食べ物から得られる水分、体内で生成される水分が800ミリリットル。
2300ミリリットルー800ミリリットル=1500ミリリットルくらい。
さて、この1.5リットルを「意識して水分として摂ったほうがいいぜ」っていう話だそうです。
体に取り込んだ水は、腸で吸収され、血液に含まれ、体中へ酸素や栄養素を運び、細胞のターンオーバーも助け、不要物を体外へ排出するためにも使われる。運び屋。
汗をかいたり、下痢がちだったらもっと摂取量は必要だし、
体が大きい人・小さい人でも差はある。
体内に保持する水分をコントロールしてくれているのは主に腎臓で、摂取量が少なかったら尿を濃くして排尿量を減らし、多く摂取されたら多く尿を排出する。
尿量は1日平均1.2リットルくらい。そして最低量は400~500ミリリットルくらい(体重により変わる)。最低量というのは、最低それくらいを出さないと、老廃物や不要物を排出できないとされている量。
排出することって大事なんだな・・・
しかし健康にいいからといって、飲みすぎも注意ですよ。
多飲症・水中毒。心因性のものもあれば、治療の副作用等で渇きがひどく飲みすぎるということもあるようですが、なんにせよ水も摂りすぎれば「低ナトリウム血症」のリスクが大きく、最悪死に至ります。電解質バランスが崩れると危険です。
なにごとも適量・適度に。全体のバランスをみることが大切です。
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