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反応しない生き方

おばちゃんたちで賑やかな職場の休憩室。
持ちもの、食べたもの、行った場所、自分の子供の言動などで盛り上がる人らも多い。
相槌、合いの手、共感、つっこみ、笑い、愚痴が入り混じる。

5人~10人くらいでひとつの部屋にいる。
人の入れ替わりも多いし、曜日指定でシフトに入っている人も多いから、
しょっちゅう同じシフトに入る人もいればめったに会わない人もいる。
スマホをぽちぽちいじるのも禁止されていないし、
ぼんやりするのもOKだけど、
そばで誰かの愚痴で盛り上がっている「輪」に、自分だけはずれているのも少し不安になるものだ。

私はこの「不安」を捨てることにした。
別に自分は崇高で孤高な存在だとかそういうわけじゃない。
話を振られれば答えるし、笑うし、つっこむし、思ったことは言うし、仕事柄チームワークは大事だ。
しかし「輪に入っていない不安感や疎外感」は無駄だと気づいた。

たとえば、うまく輪に入り受け答えできなかったなという反省。
こそこそ自分の噂話をされてたなという嫌悪感。
過去のことを頭に浮かべてぐるぐる考える。
まずこれが「無駄」。

そして、今日はうまく輪に入れなかったけど明日は出来るかなという不安。
明日は仕事でうまく立ち回れるかなという不安。
これも「無駄」。

「過去」「未来」の悩みや不安は、自分の脳内にのみ存在するマボロシ。笑
そんな悩みや不安を減らし、生きやすくするために、
マボロシはマボロシとして自分の中で落とし前をつけることにした。

①気づき→②反応を起こす→③自分で受け止め消化しようとする、というフロー。
私は「①気づける」タイプの人間だけど、
「③受け止めて消化する」のがとてもへたくそ。
気づくのは性質なのでどうしようもないんだけど、
「②反応を起こす」のを意図的にやめようと思う。

「今」って大事。
ダイエットにもこれは通ずる!!!(前置きが長い

人に振り回されない。
向き合うのは自分の体と心だけ。

より「自立」に一歩近づいたなと思う。
自立は、「立派な人間になる」ことだと思いがちだけど、
「自分ができいないこと、自分のダメなところ、自分の不甲斐ないところ」をとことん実感することでもあると思う。
自分のいいところもダメなところもわかってあげられてはじめて自立なんじゃないかな。

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