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生まれてきたことを後悔していますか?①

1970年代高度経済成長期までは男性の未婚率が1%だったそうだ…
問題ありそうな男性でも
好景気の恩恵を受け結婚することができた。
男社会の中で順応するには女性は結婚して、そのシステムに組み込まれることがベストな選択だったのだろう。

家父長制の名残りのある地域などに
嫁がれた方は夫や姑、姑に隷属に仕える立場に追い込まれた人もいるのだろう。
今では考えられない男尊女卑があったのだろう。

そういう家庭で育った子どもは子供の中でも階級があり、男の子がとりわけ尊いという中で育ち
女の子は気が利いて世話好きという性質へと作り変えられ

『弟の世話好きで優しくいい子』

を演じさせられる。

ここから一旦経済について

1970年代後半から婚姻率は下降していく。
1980年プラザ合意、1990年バブル崩壊
高度経済成長の終焉…

1991年には景気は後退しはじめた
失われた30年のはじまり
賃金はあがらず物価もあがらないデフレ
デフレ脱却するためにはデフレギャップを埋めなくてはならないし、日本経済を立て直さなくてはならない。

実際、経済学者の宍戸駿太郎氏のシミュレーション分析によれば、20兆円程度の投資を10年間継続すれば、名目GDPが800兆円を上回る水準に拡大し、財政も抜本的に改善し得ることが示されている(なお、国債の金利管理のためには、日銀の積極的な金融緩和が不可欠であることは一言付言しておきたい)。

日本は、1997年から20年間のゼロ成長の中で、ほとんど財政支出を拡大していなかったのである

OECD諸国の中で最も低成長であるだけではなく、最も政府支出の伸び率が低かった国、それが日本である。

話が脱線したが…ここ10年くらいから
デフレ社会の敗者は弱者というレッテルを貼られ
社会で享受されていた者たちが

「勝ち組」・「負け組」と
カテゴリライズされた社会で
強者と弱者にはっきりとわけられ
『弱者男性』が出来上がる

          ②につづく…『弟の世話好きで優しくいい子』と『弱者男性』の共通項について書きます。





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