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生きるために死ぬ。

こんばんは。

今回は少し自殺について話をしたいと思う。
そういう内容が苦手な方はすみません。
ただ、最初に言っておくと暗い話では無いです。
私は自分の綴る言葉の最後が暗いのは好きじゃない。
生きてさえいれば、どんなに暗闇であっても
明るくすることが出来ます。

私は一時期、毎日のように自殺について調べていました。
痛いのは苦手です。
苦しいのも嫌です。
ただ、死ぬとどうなるのか、
毎日笑っている自分が突然命を絶てば周りの人はどう思うだろうか?
そんな疑問から。
相当疲れていたのかもしれない。

ある時、1つのブログを読んだ。

もう疲れたなと軽い気持ちで木に紐をかけ首を吊ろうとしたが
気が付くと地面で気を失っていて、
自殺に失敗していた。

だけどそれから、自分はいつでも死ぬ事ができるんだ
そういう逃げ場があるから
怖いものなんてない。そう思えた。
今は生きようと思います。

簡単に書くとこんな内容だった気がする。
いや、私が勝手に解釈をしているだけだったかもしれない。
日本の年間自殺者は約2万人
その中にはきっと、このブログの方のように軽い気持ちで、(軽いなんて表現を使って良いのかは分からないが)その場の感情で行動し
本当に命を落としてしまった方も沢山いるのではないかと思った。
呆気ないものだ。

ある人は言うだろう、
小さな世界で生きるなと。
だけど、耐える事に力を使い果たしてしまったらもう逃げる力が残っていないんだ。

そんなに嫌なら辞めればいいのに。
確かにそうだ、正論だ。
というか、もうそんな事皆分かっているだろう?

なのに自殺をする人が沢山いる。
私はそれを肯定する訳では無い。
会ったことの無い、話したことの無い貴方にも
私は生きていてほしいと思う。
けれど、それが1番の解決策だったのではないだろうか?
そういう人はきっと、生きるために死ぬんだ。
あぁ、本末転倒だな。
だけど、そういう事ではないだろうか。

これは書こうか悩んだが、赤裸々に書こうと思う。

自分がそうだった。
自分の首を絞めた時、生きていると感じた。
苦しく顔が赤くなり、
限界になったので紐を準備していたハサミで切った。
最初から死ぬ気なんてない。
なんて馬鹿な事をしていたのだと今は思う。
批判を受けるのも分かる。
けれど、そうでもしないと生きている感じがしなかった。
私の語彙力では説明ができない。

話がまとめられない。

ただ、私は今も生きていて
今日も笑っている。

逃げる力が残っていなければ逃げなくてもいい。
耳を塞いでいい。
休めばいい。
必ずまた力は溜まるから。
そしたら逃げればいい。
戦っても良い。
途中で諦めても良い。

なんだっていいから。
生きるために死なないで。

そして、過去の自分に言いたい。
生きていて良かったと。
あの時準備していたハサミで紐を切って正解だったよ、と。

ただの綺麗事のようなものになってしまったかもしれない。
幻滅されたかもしれない。
けれど、ここでは嘘偽りなく自分の話をしたいと思っている。
弱い自分を認めることができる今が強くなれるチャンスだと思う。

皆さんは、死について
どう考えますか?

#小説 #日記 #エッセイ #学び #命