人生って、人間って、なんなん。
病気、事故、事件…見てると息がうまくできなくなるくらい悲しいニュースばかりだ。
自分が親になると、これまでとは違う視点で物事を見たり考えたりするようになる。
やはり命が亡くなるニュースは何よりもしんどい。
人間だろうと、動物だろうと、大人だろうとそれは変わらないんだけど、子供に関するものは特にだ。
『もし我が子だったら…』
子を持つ親だったらきっと同じことを考えるんじゃなかろうか。
我が子を失う。
どんな理由であろうと、その苦しみは計り知れない。
想像ができない。想像したくない。
今日もたまたまTwitterで流れてきたあるニュースを見つけてしまった。
ご遺族の方の気持ちを思うと、また、自分に置き換えて考えると、しばらく体が動かなかった。
大切なものがあるって、最高に幸せなことだけど、それ以上にしんどいと思った。
『いつか失うかもしれない恐怖』が必ずつきまとう。
特に私は一度こういうニュースを見てしまうと、なかなか日常に戻れなくなる。
うまく切り替えられないのだ。
それからしばらくはその恐怖に怯えながら日々を過ごしてしまう。
いつも以上に過敏に慎重になるし、いつもと違うことをするときは余計そうだ。
悪いことしか考えられなくなってしまうのだ。
娘を失ったとき、私はいつどの娘の顔を思い浮かべるだろう。
そんな、本当に呆れるくらい意味のないことばかり考えてしまう。
私はもともと、常に最悪な事態を想像しているように思う。
私が思う最悪な事態とは、兎にも角にも『最愛の人たちの死』だ。
本当にそれが現実になってしまったときのショックを少しでも和らげるため。
想像しただけで生きていける気がしないからだ。
だから私はほぼ無意識に、そんなことを考えてしまうのだ。
ああ、嫌な脳みそ。
だけど、旦那さまと出会って、娘に出会えたこと、まっっっっっったく後悔してないんだよね。
なんなんこの気持ち。複雑。むず。
今娘が元気にどんどん成長していってることに心の底から感謝しよう。
そう心に刻んだ矢先、なかなか寝つかない娘と、この5月の異常な暑さにイライラしてしまった数時間前の私を、夢の中で顔の原型なくなるまで殴りたい。
おやすみなさい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?