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糖尿病の疑いと診断された日

私が健康診断を受けたのは2月3日。
「結果は1~2週間くらいで郵送されますぅ。なにか問題があった場合に電話で連絡がいくと思いますが、ご自宅の電話は留守番電話とかになっていますか?」
と聞かれたものだから、なにか悪い知らせは無いかと電話の『留守』ボタンに通知がないか毎日気にかけては居た。

ま・・・ちょっと良くない食生活をしていたので、いろいろまずいだろうなぁとは思っていたのだ。1月はコロナで寝込んでいたし、匂いがわからなくなってご飯が不味く、消化が容易いものをただ詰め込むような食生活を送っていた。
私は単純にコロナ陽性で、家から出られないだけだったけれど、旦那はコロナ肺炎を起こして2週間近く入院していた。
ネットスーパーで米やパン、牛乳や卵、納豆やカット野菜などは購入出来ていたけれど、自分も体がだるいので簡単な調理をして食べられるものしか食べられなかった。
しかも、匂いがわからないので何を食べてもまずい。味の濃いものを食べると胃が痛くなってしまうような状況だったから、ただ米を炊いたりおかゆにしたり、パンを齧ったりと炭水化物中心の食生活だった。

仕事に行ける状態になっても、旦那は入院したままだったから、朝出勤して途中コンビニに寄って昼ご飯を買い、帰りはバス停近くのコンビニで買ったものを家に持ち帰って食べるくらいだった。
健康診断も本当は1月中旬に受ける予定だったのだけれど、私自身がコロナが完治しておらず、違う病院で2月3日で受けた。

そして、その日の健康診断がすごく混んでいたせいもあってか、1週間経っても、2週間経っても結果が郵送されてこなかった。
もう、今日来なかったら病院に電話したろ!と思っていた2月19日月曜日、大きな封筒が郵便受けに入っていた。

・・・

「糖尿病の疑いがあります。二次検査を受けてください」

あ~~~~やっぱりな。
そんな気はしたんだよ。
炭水化物ばっかり食べていたし、もうどうせ血糖ひっかかるなーと思って検査の前の日の夜にフォンダンショコラとか食べてたしなーw

けど、すぐ旦那には言えなかった。

空腹時血糖 249mg/dl

多分これなら食後は300を超えるだろう。
こんな血糖ならHbA1cは8%超えてるのは間違いない。
病院に行ったら多分、教育入院とか検査入院になるのは目に見えてる。

実際に血糖が高いと通知されたのが2月の後半だったわけだが、その時のわたしは思考停止していて具体的に行動に移すまで1週間を要した。。

うちの夫は透析を受けていて、健康状態も常に不安定だ。だから今は仕事をしていない。
つまり、私が働けなくなると生活費の稼ぎ手がいなくなってしまうのだ。その上、1月に半月以上休んでいるので有給もあまり残っていない。

駄目だ・・・詰んだな。
病院に行くように通知されているのに、病院にいく勇気が出なかった。

だけど、このままでいるわけにはいかない。
2月末日の夜、私は旦那に治療について打ち明けた。
その内容は以下のようなものだ。

健康診断で高血糖を指摘された。
多分今の数値のまま糖尿病内科を受診すれば、入院しろと言われるのは確実と思う。だから1ヶ月食事療法を頑張ってみて、少しでも数値を下げてから受診しようと思う。
まずは、今飲んでいる薬の影響について、メンタルクリニックの先生に相談してみる。まあ、メンタルの先生じゃ糖尿はどうしようもないから、その後代謝内科のクリニックに予約をいれるよ。
食事については協力してほしい。

そこから、低糖質生活が始まり、現在に至るわけだ。
つまり、低糖質生活を開始して3週間が経過したわけだ。

もともと母方の祖父母は糖尿だったし、祖母は晩年に血糖値600というとんでもない数値を叩き出して緊急入院したこともある。私も体質として糖尿体質はあるのだと思う。
3月に入ってからは血糖測定三昧しているが、当初は空腹時でも血糖値は200を超えていたし、食後はやっぱり300を超えることもあった。

ただ、ちょっと不思議なことがあった。

血糖値が高いと、普通は喉が渇く。だから、糖尿病の人は水分摂取量が多く尿量もそれだけ増えるのだ。そこでジュースなんか飲んじゃったら血糖値が上がって更に口が渇く→そして清涼飲料水を飲む→血糖値上昇→口が渇く・・・というデス・スパイラルに陥ることも珍しくない。
けれど、私はなぜか水分摂取量が少ない。朝500mlの緑茶のペットボトルを持って行くが、夕方までに半分も減らないことも多い。仕事が忙しいと100mlも減っていないなんて日もある。
ただ、過活動膀胱気味なので、水を触ったり体が冷えたりすればなんとなくトイレに行きたくなって待ったなしの状態になることはちょくちょくある。それでも実際にトイレにいくと、全く尿が出なかったり、出てもちょろっとしか出ないことが多いのだ。

それでも最近は、血糖が下がってきたせいかトイレに行きたくなる回数も減り、切迫尿は落ち着いてきているようだ。
起きたときや、帰宅後すぐは血糖値は110~120くらいで、空腹時血糖としてはそんなに悪くはない。だけど・・・平日昼の昼食前が200近くある。これは、コンサータが一番効いている時間だから仕方がないのかもしれない。食事を摂ったあとは血糖値は250を超える。

血糖値200を超えた時点で、なーんとなく調子は悪い。
トイレにいったときも尿がなんとなくトローッとしている気がする。
そうだよねー。だって、180mg/dLというのが、尿糖が出るラインだというから、昼間のわたしの尿には糖が出ているはずだ。

調子が悪い時にはなぜか、右足の足首や向こう脛がチリチリピリピリ痛い。
糖尿病性の神経障害?うーん・・・どうして右だけ?
こむら返りは無し。

それと、気になっているのは尿にサーモンピンクの粉が混じる。
排尿後にトイレットペーパーについたり、軽失禁パットに粉がついたりする。
なんとなくだけれど、尿酸塩の結晶のような気がする。
だとすると痛風の前兆症状みたいなもの?
腎臓は悪くないし、検査をしても尿酸値は高くないから、脱水で尿酸が析出しちゃってるんだろうか・・・・。

若い頃からこのサーモンピンクはたまーに見かけることがあった。
尿酸が多いから尿に尿酸の結晶が出るんでしょう?と考えるのが普通だと思う。

でも、実は違うのだ。
尿酸塩が析出してしまうのは、血液中の尿酸値が低い人が多い。

尿中に過剰に尿酸が出てしまうから結晶ができてしまう。尿路結石などを起こすのはこのタイプだ。腎機能が十分に育っていない乳児などで、おむつにピンクやオレンジの粉がついていることがあるのは、尿酸塩の結晶だ。

う~ん・・これはどう考えたら良いのだろう?
どっちにしても水分は意識して接種しないと駄目だということだろう。水分を摂取しなければ血糖も上がるし尿路結石のリスクもある。
まだまだ自分は不勉強だなと思い知らされる毎日である。

まだまだ続く 嫌だけどね 笑

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