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はじめまして、まずは子供たちのことを。


ようやくアウトプットする気持ちになりました。

いや、ずっと何かの形で表現したいとは思っていたんです。

でもね、自分のなかの色々が邪魔をしていたのです。


恥ずかしい、とか

上手く書けるかな?とか

何の勉強もしてない普通のお母さんなだけだし、とか

家族のことを書くのは子供たちに悪いかな?とか

とにかくマイナスな思考がブロックしていて。

でも、ある時なんだか全部取っ払いたくなりました。

まだまだ自信はないんです。

ですが、とりあえず書いてみようと思います。


私は5人家族。主人、長男、次男、娘、わたし。

今は大阪の少しのんびりした住宅地、と言ってもやっぱり都会に近い場所に暮らしています。


主人はサラリーマン。毎日、朝早くから夜まで、頑張って働いてくれています。


長男は、某国立大学へ通う春から4回生。今は家を出て一人暮らし。

いつも笑顔でマイペースな子ですが、本人曰く負けず嫌いみたいで。多分、勉強もゲーム感覚で楽しんでいたのかな。高校は、大阪でも有名な進学校に通い、ガリ勉タイプではないのですが(きっと努力もしていたと思いますが)そんなハードな学校に楽しげに通い、部活も頑張り、行事も満喫、大学受験も乗り越え、最後は自分の決断で今の大学へ進学しました。全く心配が無かったと言えば嘘になりますが、どちらかというといわゆる普通に、そのまま成長してきた感じ。


そして次男。高等専修学校を卒業し、春から音楽大学に通う予定。彼は、幼い頃から少し繊細な感じでした。周りのことを敏感に察知するし、味覚も鋭いし、感受性も豊かだし。幼稚園の頃は、お花を摘んでおみやげと手渡してくれたり。それは、とても素晴らしい部分でありながら、社会の中では、少し疲れてしまう要因になっているようでした。

小学校6年生のころに、学校のなかで、先生やお友達、規則、さまざまな理不尽さが気になるようになり、学校に通うのがしんどくなった時期がありました。あと少しで卒業だったのもあり、時々お休みしながらもなんとか最後まで通いました。

中学生の頃も、彼なりに色々と葛藤しながらも、運動部で部長も務め、勉強も頑張っていました。ただ、途中でギターを弾きたいと言いだし、エレキギターを習うようになりました。それは、今考えれば、大きな心の潤いや活力になっていたと思います。友達にも恵まれていて、彼の悩みや愚痴、疑問を共有出来る仲間がいたようでした。

高校は、軽音楽部に入るということだけ決めて、学力に合った公立の普通高校に進学。いわゆる進学校でもあったので、勉強もそれなりにハード。ただ、彼は高校では音楽活動をやりたい希望があったので、そこにバンド練習、ライブ、活動資金を得るためのアルバイト、作詞作曲もするようになり、軽音楽部の部長・・・高校2年生の最後にギブアップ。恐らくキャパオーバーとなったようで高校に通えなくなりました。これをきっかけに、高校3年生から音楽の高等専修学校に通うことになるのですが、この件は、また違う記事で詳しく書こうと思っています。


最後に、末っ子の娘。今は高校1年生の春休み中。優しさと穏やかさを持ちながら、芯のある子です。

小学校の卒業式で、将来の夢を皆の前で発表する時に、「平和で元気に長生きしたい」と言いました。それを聞いたママ友たちからは、Kちゃんらしいね。おばあちゃんみたいだね。と、言ってもらいましたが、彼女の幸せのベースは全てここにあると思います。

中学校までは、マイペースではありながらも、普通に学校へ行き、吹奏楽部に入り、毎日をたんたんと過ごしていました。ただ、高校受験時になり、高校へ行く意味を人一倍考えていたように記憶しています。公立の小、中学校のシステムの中では、彼女は勉強を好きとは思えなかったようで、成績が悪いわけでもなかったのですが、勉強をする意味が判らなくなっていました。でも、周りはほぼ普通高校に進む環境だったので、仕方なく全日制の公立高校へ進学したという感じでした。通い出すことで、楽しみややりがい見つけることが出来たら、と本人も私も思っていたのですが、行けば行くほど違和感は強くなり、ある日本人が「通信制の高校に転校したい」と伝えて来てくれました。

この話も、まだ詳しく記事を書こうと思っています。


3人3様。気づけば、なかなかバラエティ豊かな子育てをしているなぁと思います。面白いのが、私や主人は至って普通の人生を送って来ていて、別に子育てにポリシーがあった訳でもないことです。子供たちの自然な変化に合わせて、家族として一緒に居る。そうしていたらこうなった、という感じ。だから、子供って、人って、こんな風にそれぞれの個性があり、どれも素晴らしくて、どれも正しいんだなぁ、と知りました。だけど、そのまんまで生きていくには、まだ少し難しい世の中でもあるんですよね。だから今は、人があらゆる場面で様々な選択をする時に、スムーズに自分らしい道に進むことが可能な世の中になることを希望しています。

そして私自身や家族のことを綴ることで、あ、こんな人たちも居るんやなぁと感じて貰いたいのです。そして、もし何かに悩んでる方がいらっしゃれば、我が家が体験したことの中に何かヒントがあるかもしれません。その中で、読んだ方の、その方らしい生き方が、そこから広がっていくことを強く祈ります。

なにより、私のために。愛しい日々の記録として綴っていきます。


2021.3.10







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