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子供が学校に行けなくなった時、誰に相談すればいい?

次男が学校に行けなくなった時。一番悩ましかったのは、誰に相談すればいいのか判らなかったということ。

毎日子供を見ていて、その様子の変化を一番感じているのは家族。近くに居る方だと思います。我が家の場合は、母である私でした。もちろんずっと経緯は主人には相談していました。主人は穏やかに話を聞いてくれる人ではあります。だけど解決策を一緒に考えてくれる訳でもなく、何か対応してくれる訳でもなく、ただ聞いてくれるだけでした。聞いてくれるだけでも、有難いと思いますが、私はどう対処すればいいのか判らずに、どんどん苦しくなりました。

まず、学校を休んだり遅刻するには、高校に朝電話を入れなければなりません。最初は、本人も行くつもりで前日就寝してますから、朝起きるまで休むかどうかは判らないのです。私は、朝彼の起きる様子を待ち、本人の意思を確認し、もし行けないとなると体調不良であるという電話を学校にかける。休ませるのが辛いのではなく、その大したことのないような毎朝の流れがとても負担に感じていました。そして、次男はこの電話をかけさせるという任務を私にさせることをとても気にしていて、だから頑張って学校に行かなければと奮い立たせている日もありました。今考えれば、息子も私も、何か見えない不安や責任感と必死に戦っていたと思います。以前の記事にも書きましたが、心の相談にも乗って下さる小児科の先生に、休みを取るという提案をされ、学校を休むと決めたことで見えない不安から解放されました。

一歩気持ちが楽になったのは、担任の先生と部活の顧問の先生に現状をお伝えしてからでした。現状をお伝えすると、次男の不安定な状態を先ずは改善するという共通認識を先生と持て、安心して学校を休むという選択が出来ました。単位数や出席日数、定期試験の対応など、担任の先生がアドバイスをくれるようになり、進級するために出席が必要な科目を連絡下さったり、一緒に心配し助けて下さる方がいることが親子共に安心感に繋がりました。この時間があったからこそ、心や身体をゆっくりさせることが出来、次のステップを自ら選択出来るエネルギーを満たすことが出来たのだと思います。

子供が学校に行けなくなったら。

まずは、学校の先生に相談してみて下さい。高校によって様々なルールがあると思いますが、それを知ることで対策出来ることもあります。もちろん、充分な対応が得られる訳ではないし、我が家はまだましだっただけで、もしかしたら思うような答えが頂けないかもしれません。でも、先生は子供の日々の状態を知ってくれている一人。話が出来るだけで、何か動き始めるのではないかと思います。

この後、スクールカウンセラーさんや、不登校カウンセラーさんとやり取りしたり、私にとって一番有難かったある方に出会って行くのですが、、また次回の記事にまとめますね。


2021.3.22


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