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東日本大震災の地を訪ねてー私の旅行記2

仙台を出て海岸線を南に走る。道路沿いには津波が到達したことを知らせる標識が点々と立っている。

海岸沿いには高い防波堤が築かれていた。
今自分が走っている道路にも津波が来たのだと実感する。
相馬市伝承鎮魂祈念館

相馬市では458人が犠牲になったそうである。タイトル写真のお地蔵様は458体ある。

被害を受けた場所はすでに整地され高い防波堤が建設されていた。
防波堤の下には松の苗が植林されていた。
延々と続く防波堤
かつて農地だったであろうところには太陽光発電のパネルが設置されていた。
ここで迂回する。
東日本大震災・原子力災害伝承館 
震災時のフィルムや資料、原発の爆発時の様子やメカニズムを知ることができる。
資料館の展示パネル
資料館の展示パネル
行方不明者の捜索
このパネルには胸が痛んだ

2011年3月11日から12年の歳月が流れた。美しい道路や整地された土地、でも無機質で人々の日常は奪われたままだと感じた。特に原発の事故で被曝した地域は放射能汚染問題が永遠の課題だと思う。

この資料館で見た津波が押し寄せてきた時の映像には涙がこぼれた。

ここから福島を後にして銚子に向かう。目的は2つ。銚子電鉄に乗ることと犬吠埼灯台を見ること。

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