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今日ときめいた言葉161ー「男だらけ 東大の未来に危機感」

(2024年6月11 日付 朝日新聞 東大副学長・グローバル教育センター長 矢口祐人氏の言葉)

東大は男だらけ。男女比は20年ほど8:2の状態。気がつけば構内の銅像は全て男性、犬の像もオスだったとか。教員も男性ばかり。出身校は大都市圏の私学。学生の98%は日本国籍。高学歴の両親でそこそこ恵まれた家庭出身。極めて同質性の高い大学。

気がつくのが遅すぎます‼️

アメリカの大学では少なくても20年以上前の時点ですでに「金持ちの白人だけの大学というレッテルが張られないように」と、世界中から学生をリクルートすることをめざしていました。だからInternational student に対しては特典をいろいろ設けていました(我が娘たちもそんな恩恵を受けた一人です)

アメリカではダイバーシティのある大学の方が高い評価を受けるのです。学生が均質化してしまったら、創造性や活力は生まれないと。我が娘の大学は年毎にリクルートする学生のカテゴリーがあったようです。例えば、ある年は理系の学生を主に、次の年は文系の学生を、というふうに。リクルーターはアジア・アフリカの学校を回って優秀な生徒をリクルートしようとしていました。

応募する学生も自分をアピールするエッセーを書き、自分がいかにタレントがあるかを披露します。楽器演奏のデモテープや学校やコミュニティーでの活動記録などなど。

さあ、急がないと。東大はどこへ行く?

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