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今日ときめいた旅219ー驚きと困惑の旅(番外編 こぼれ話あれこれ)

キャッシュレスのアメリカ社会

今回の旅で驚いたのは、娘たちがほとんど現金で支払うことがなかったことである。これはもちろん娘たちばかりでは無い。社会全体がそうなっている。4年前に換金したドル紙幣を持って行ったがほとんど使うチャンスがなかった。と言うか、何となく現金を使うのがはばかられる雰囲気だった。小さなスーパーマーケットで$100紙幣を出したら、お釣りがなくて、かき集めるのに待たされたことがあった。

三女はスマホとクレジットカードを一体化させて、現金をもちあるいていなかった。これってアメリカ社会の治安の悪さも影響しているのだろうか?現金を持ち歩くことが危険だから。

食事をして”Check、please”(実際は指で文字を書く動作をする。これって万国共通のsign language だ)と言ったら食事代実費のレシートを持ってくる。クレジットカードを提示すると、やがてもう一枚のレシートとカードがボールペンと共にが戻ってくる。よく見ると、そのレシートには先の金額に加えてTIPの欄と合計金額蘭、最後にサイン蘭が入っている。そこでTIPの金額を入れる(飲食代のおよそ15〜20%)、そして合計金額を記入しサインをして完了。

また、オンラインで予約購入することが一般的だ。例えば、電車の切符など、我々のように券売機で現金で買ったりしない。オンラインで購入し、車掌が来たらあのQRコードを見せる。オンラインで購入した方が料金が安くなるようだ。アトラクションなどのチケットも入場の列に並んでいながら入手する。窓口に行く時は究極の問題があった時だけ。

セルフレジー白菜をはかりに乗せ商品名を入れると値段が出る。

こんなこともあった。オットが現地で購入した手のサポーターが気に入って、もう一つ購入したくて数カ所のドラッグストアを探し回ったが見つけられなかった。長女が同じものをネットで見つけて注文した。

探していたサポーター

家に帰った時には品物が届いていた。注文から配達まで孫たちのフィールドホッケーを見ている間のことだった。自宅のドアの前に置かれた写真が長女のスマホに送られていた。

小学生のフィールドホッケー

フルートを吹く靴の修理工房のおじさん

二女の家の最寄り駅のプラットフォームには、こんな素敵な靴の修理屋さんがある。

とても気さくなおじさんで、ドアからのぞいていたら「入っておいで」と手招きされた。
日本のrepair shopと同じ
左上の写真はおじいさんとお父さんだそうだ。電車が来るまでの間おじさんのフルートで楽しんだ。
「僕のことをネットで紹介してね」と言われた😆


意外と多いい両親の近くに住む人

長女も二女も口をそろえて言っていた。「自分たちの地域には、結構な人が両親の家の近くに住んでいる」と。オットが公園に行ったら年寄りと幼児ばかりだったそうだ。やはり共働き夫婦には保育園の他にバッファーとして両親のサポートが必要なのだろう。

長女のお向かいさんは、学校から帰った孫を家で面倒を見ていた。長女の第三子がその子と遊びたいと言うのでオットが送って行った。でもお向かいさんの子供は長女のうちに来て遊ばないそうだ。祖父母が自分たちの目の届かないところで孫を遊ばせたがらないのだそうだ、何かあったら責任が取れないからと。

長女も二女も誰のサポートも受けられないので羨ましそうだった。子育て期間中は、猫の手も借りたいだろう。

見せかけだけのおにぎり


おお!コンビニのおにぎりそっくり。しかも味噌汁まで
のり(“Seaweed”)の表示、でもこれはなんだ!メカブでもない。得体の知れない海藻のようなもの
これは「サーモン」我々の想像する「鮭おにぎり」ではなかった😭


スマホ料金の落とし穴


アメリカに到着した時、確かに以下のようなメッセージが届いていた。

「こちらの国・地域では、海外パケットし放題(0~2,980円/日)が適用となります。
●海外パケットし放題
・お申し込み不要
・料金 0~2,980円/日

別途、お申し込みをいただくことで、お好きなタイミングから24時間データ通信がご利用いただける、海外あんしん定額(980円/24時間)をご利用いただけます。
●海外あんしん定額
・お申込み必要
・料金 980円~/24時間~」

「お申し込み不要」が落とし穴だった。「海外あんしん定額」に切り替えておくか、スマホを機内モードに設定するべきだった。記憶が定かではないのだが、請求書の内訳によると4日間使用したことになっている。娘に言われてあわてて機内モードにした時には、すでに4日経っていたということだろう。9月の請求金額は前月の8000円増しだった😭

スマホは、ローミングして現地の通信会社とつながってしまったのだろう。
かえすがえすも悔しい😡

アメリカのゴミ事情

ここは、ペットボトルと空き缶・空き瓶以外は、全てゴミとして扱われる。生ゴミもプラスチックトレーも紙も全て一緒に扱われる。私の住む地域では、生ゴミと紙類は燃やすゴミ、ペットボトルから剥がした容器包装やプラスチック等のプラスチックゴミ、金属やガラス・瀬戸ものは燃やさないゴミ。その他に新聞、ダンボール、牛乳パックなどは再生資源ゴミと実にこまめに分別しているのに比べて、ここのゴミ回収はなんと大胆かつ無神経(に思えてしまう)

広い大地を持つ国のなせることなのか?資源を持つ国と持たない国の違いを痛感する。一年を通しての家全体の空調管理。ガソリンの安さ。ここではガソリンより軽油の方が高い。SDGSなど理想として掲げても国民生活の実態は全くかけ離れている。

1ガロン⒉89ドルつまり⒊8リットルで、416円ぐらいかな?
緑の数字は軽油の値段。日本と逆に高い。

旅行期間中、色々なことに遭遇したけれど国が変われば習慣も変わる。でもSDGSは全世界共通なのではないだろうか?

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